トンガリロクロッシング顛末記 その4 ~語りつくした?~
4月に1泊ででかけたパーマストンノースも
友人たちと行ったトンガリロも
「旅行記」を書きかけて、中途半端に放ったままでした。
わたし自身のための覚書ではありますが
やりかけというのは、やはりなんとなく気になるので
すっかり忘れてしまわないうちに
(もうすでに記憶が曖昧になりつつありますが)
なんとか書きあげてしまいたいと思います。
まずはトンガリロから
* * *
トンガリロ国立公園に到着した翌朝
まだ空に朝焼けが残っているような
(わたしにしてみれば)かなりの早朝に
トンガリロ隊の友人たちは、バスで出発していきました。
残ったわたしともう一人はゆっくりと朝食をとり
近くのタラナキ・フォールズという滝までの約2時間のトレッキングへ。
インフォメーションセンターの近くの入り口から出発。
平らな道を進んで行きます。
歩き始めてしばらくして振り返ると、こんな景色
この可愛い、オモチャみたいな建物はシャトー・トンガリロホテル
翌日はオークランドに戻る前にここでハイ・ティーの予定です。
トンガリロ隊はきっと坂道を上ったり下ったり、
苦労していることでしょうが
わたしたちのコースはほぼ平坦
途中、きれいな川を渡って
お、滝が見えてきた、これがタラナキ・フォールズかな
思ったより小さいけど、とりあえず記念撮影
ここまでけっこう楽チンだったよね
などと話していたら、それは甘い考えでした。
本物の滝は、そこからさらに上ったところにありました。
ここからは急な上り坂になって
これがこのコースで一番の難関だったかな
トンガリロクロッシングに比べたら「難関」なんて
言っちゃいられないでしょうけど。
滝の上で少し休憩してから
またシャトーの方向を目指して、今度はひたすら緩い下り坂
行きとはまた違う山の景色を楽しみながら
のんびりとおしゃべりをしながら戻りました。
一緒に歩いた友人とは、もう10年来の付き合いですが
彼女とは往復の車中も、ホテルの部屋も一緒で
2時間のトレッキングの間もしゃべり続けたので
もうすっかり「語りつくした!」という感じ。
が、オークランドに戻ってみれば、
旅の思い出も含めて、話すことはまだまだたくさんありそう。
こんなに言いたい放大が言える友人って、貴重だよね
と言ったら
こんなに言いたい放大を言われる友達って、そういないよね。
と返されてしまいましたけど。