Madame
例年より1か月遅れで開催された
草月指導者連盟オークランド支部の定例支部展が
先週末に無事終了。
こういうイベントがあると
大したものでなくても、当日近くになると
そのことで頭がいっぱいになって心に余裕がなくなり
他のことができなくなる(したくなくなる)という
悪い癖がわたしにはありまして
おかげでここ数日、我が家は荒れ放題。
支部展当日の週末は
長女と次女が交代で夕飯の支度をしてくれるという
うれしいサプライズがありましたが
そのほかの家事については
誰も自分の担当とは思っていないようで
明日になったらいったい何から手をつけようか
……と、思ってはいましたが。
結局、きょうは遊びました。
メンバーになっている映画館チェーンの無料チケットが
今月いっぱいで期限切れになるので映画を観に。
ジョニー・デップの最新作が見たかったのですが
誘った友人がみな忙しく、今月中というのは無理だったので
では、とりあえず、無料チケットはわたしひとりで何か観ましょうと
ところが、これといって面白そうなものがなくて
消去法で、これならまぁいいか、と選んだのは
オーストラリア人女優トニ・コレットの『Madame』
ウェブでざっと説明を読んだ限りでは
これといって新鮮味のない、よくある手の話のようで
ストーリーの流れも、エンディングも予想できてしまいそうな映画
でも、支部展が終わってホッと一息の状態には
深く考えたりしない映画のほうがいいかなと。
ところが。
予想外に辛口の結末で
少し離れたところでひとりで鑑賞していた白人婦人も
エンディングで「Wooo……」なんてもらしてたし。
おもわず、
このエンディング、どう思います?
と訊いてみようかと思っちゃいました。
小心者なので実際には話しかけませんでしたけど。
ただただ軽く、夢のようなシンデレラ・ストーリーでは
映画は作れない時代なのでしょうかね、今は。