ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

Healthy Anzac biscuits

 我家の長女はアトピーで卵や乳製品にアレルギーがあります。(検査の結果はイーストや小麦粉、犬、猫にも出たんだけど、反応が大きかった「ダニ、卵、乳製品」に的を絞ることにして、ほかのものはあんまり気にしないことにしちゃいました。) ニュージーランドで乳製品を抑えるというのは結構大変です。バターもチーズも生クリームも安くておいしい。長女はチーズ大好き、生クリーム大好きだし。牛乳の代替品になる豆乳も日本のようなおいしいものは手に入らないし。
 ということで、娘のアトピーも最近はかなりコントロールされてきているので、乳製品は「なるべくなら使わない」という手抜き方針に変更。今は卵のみを除去しているというグータラ母です。でも卵を抜くというのもそう簡単ではなくて。卵がメインになる料理はもちろんしませんが、卵を使わないケーキやクッキーって、アマゾンで日本から除去食の本を購入したりしていろいろなレシピを試してみましてが、どれも結構まずいです
 先日、新聞で見つけた「ヘルシーレシピ」。

アレルギー用というわけではなくて「ダイエット用」なのですが、卵も乳製品も使っていない。ココナッツの入ったアンザックビスケット、下の娘は「ココナッツ嫌い」なので食べませんが、長女はこのちょっと固めのタイプのビスケットが好き。これは好都合、ということでさっそく作ってみました。

 ニュージーランドの雑誌や新聞で見つけた料理のレシピで共通しているのはレシピ通りに作っておいしかったことがないということ。「ゲッ、こんなにバター入れたら病気になるよ」というような量だったり、作り方が「こんな手順でやって大丈夫なの?」みたいなものだったり(そしてその通りに作ってやっぱり失敗)。
 このアンザッククッキーもレシピ通りの水の量だとどうしたって生地がまとまらないぞ、というものだったので、その辺は適当に増やして作った結果、まずまずかな、という感じになりました。

 もうちょっと改善の余地あり、という気がしますが、ニュージーのレシピにしては良くできているほうじゃないでしょうか。
 試食した長女は「まぁまぁかな」なんて言っておりますが、なにしろ「healthy」ですもん。娘が食べなきゃ私が食べますわ。