ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

今日のお花 第三応用傾真型

 今日のお稽古も基本花型で攻めてみました。第三応用の傾真型です。
 第三応用のポイントは正面の控。中央の控の枝を中心に真と副が左右に開き、三方向から鑑賞される形になることから「三方正面の花型」とも呼ばれます。
 一盃目は投げ入れ。

 花材

  • ピットスポーマム
  • ゆり(ピンク)

 ゆりの枝、開ききっていない半開きのつぼみが控です。上を向いている花(きれいに開いてます)は従枝です。控に使う花は、開ききってしまったものではなく、これから咲くぞ!というエネルギーを内に秘めた(?)半開きのつぼみを持ってくること。
 真と副に使ったピットスポーマムが繊細な感じで少し弱いので、従枝にはゆりをあまり使いません。主枝に比べて従枝が強くなりすぎてしまうので。主枝と従枝のバランスが大事。
 
 二盃目は同じ第三応用傾真型を盛花で。
         
花材

  • リューカデンドロン
  • カーネーション
  • ピットスポーマム

 一盃目で主枝に使ったピットスポーマムの残りを従枝に使い、ピンクのカーネーションといっしょにフワフワっと活けた……つもりなんだけど、柔らかい感じが出てますか?
 ところでこのピットスポーマム、ヘッジ(垣根)によく使われる木で、今日のこの枝も実は我が家のヘッジの一部をJBに無断で切っちゃったものであります。