ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

アバウトでもおいしい手作りジャム

友人から庭で採れたという大きなグレープフルーツを5個ももらいました。こちらで言うグレープフルーツは日本で見るカリフォルニア産のものとはかなり違っていて、どちらかと言うと甘夏に近いかな。そのまま食べるにはちょっと酸っぱい。で、マーマレードにすることにしました。
 

 皮をむいて内側の白いところを削り取り(これが結構メンドーな作業)細く切って茹でます。苦味が強いのは好きではないので、私は2回茹でこぼします。
 実のほうも袋から出して(この作業もメンドー)茹でた皮と一緒になべに入れ、砂糖も入れます。
 

    あら、砂糖が400グラムしかなかった……。
 
 



 グレープフルーツの重さは大体300グラムあって、それが5個だから砂糖は750グラムくらいかな、もうちょっと甘くてもいいかも、と思っていたんだけどね。まぁ、いいか。
 


    アバウト、アバウト。
    ニュージーランドだ、ここは

 
と言うことで、ありったけの砂糖を入れてあくを取りながら45分間ほど煮たらできあがり。
 仕上げにグランマニエもドボドボッと入れたりして。お砂糖が少なめだから、この際徹底的に「大人の味」にしてみました……なんちゃって。
 熱湯消毒したビンに入れて冷まします。
       
 逆さにしてあるのは、ビンの中を真空状態にして蓋のほうから雑菌が入るのを防ぐため。去年の夏にPick Your Own(日本で言えば梨狩りとか、桃狩りとか、そういったもの。果樹園で自分で果物を摘んで、それを買ってきます)でプラムをたくさん買った果樹園の人に教えてもらった「ジャム作り」のコツのひとつ。
 季節になれば安く果物が買えるし、Pick Your Ownで大量に買い込むこともあるし、今回のように庭で採れた果物をいただくことも多いので、最近、ジャムはすべて手作り(今日みたいにアバウトで作ってもなんとかなっちゃうし)。ホームメードのジャムを食べてしまうと、スーパーで買ったジャムにはもう手が出ませんね。