ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

What a Challenge!

 Sogetsu Teachers Association(草月指導者連盟)オークランド支部は毎月第3水曜日にワークショップを開きます。
 「Teachers Association」ですからメンバーは全員師範証の保持者。この道数十年というベテランのおば様(いや、どっちかと言うとおばあ様)方ばかり。実際、私なんぞこの年で最年少グループのひとり。
           ヒヨッコです。

 ワークショップは毎回事前にテーマが知らされるので、どういった花を活けるかのプランをそれぞれで立てて、それに合った花器と花材を各自で用意します。生け花というのは活ける人の性格が結構出るものです。誰でも好きな色や花というのはあるものだし、やっぱり好きな色の好きな花を使いたいもの。
 ところが今日のワークショップは、メンバー間で花器と花材を交換し合い、他のメンバーが用意した花と花器で活けるという趣向。しかもこのことは事前に連絡されていなかったので、みんなびっくり。
           
  あまり好きではなくて普段は敬遠していた花や苦手な花材を相手に、さすがのベテランイケバナイストたちもかなり苦戦していた模様(言うまでもなくこの私も)。
 終わってからもみんな口々に"That was challenging."と言っていましたが、それでもかなり楽しんでいた様子。




 (大ベテランのMargoの作品)


 
 私が用意した花器と花を使ったMaryが活けたお花は(当然と言えば当然ではありますが)私が考えていたのとはまるっきり違うもの。なかなか不思議な気分になるものですね。
         

           (私の花器と花材でMaryが活けた作品)