呪われた(?)キッチン
新学期早々次女が熱を出して学校を欠席。ひどい熱ではありませんが、ほっぺをピンクにして、少ししんどそう。いつも食欲旺盛の彼女が、好物のかきたま入り煮込みうどんにもほとんど手をつけません。
かわいそうなので、熱があっても食べられるものをとブドウジュースでゼリーを作ることにしました。アトピーっ子の長女がいるのでゼラチンではなく寒天を使います。ただし、酸味の強いものは固まりにくいので(以前に何回も失敗しています)寒天の量は多めに。首尾よく固まってきたのでミルク寒天を重ねて二層に。
ところが!
食べてみるとまるで固まった工作用の糊を食べているような触感。明らかに寒天の入れすぎ。なんでも食べるJBでさえも一口食べて「いらない」というひどいでき上がり。
大失敗…
卵アレルギーであんこ大好きの長女にはよく和菓子を作ります。午後は気を取り直して抹茶クレープを。ホイップした生クリームと先週末にチャイマで買ってきたあんこを入れて巻きます。
このあんこ、中国から日本に輸出される筈がなぜかニュージーランドに流れてきてしまった(らしい)品物。パッケージもすべて日本語で「日本仕様」。
ところがっ!!
あんこの味がおかしい。甘くなく酸っぱいのです。賞味期限は来年の6月。でも「中国産」といえば「何があってもおかしくない」。しかも買ったのがチャイマであれば可能性は2乗くらいに増えたりします。1個目をなんとか飲み下した長女、2個目以降を拒否。
大失敗…
さて、夕食は新しいレシピに挑戦。ソテーした鶏肉にワインソースをかけて食べます。
ところがっ!!!
ワインソースのレシピの分量が二人分だったので単純に倍量にしてドボドボとワインを入れたところ、お酒の匂いが抜けず、しかも酢をたっぷり入れたように酸っぱい。ソースを味見した長女は即「いらない」。
大失敗…
これだけ見事に失敗が続くと、いちいち落ち込んでいたら身がもちません。ここはニュージーランド風に
なかったことにしておこう
明日は材料の買い出しから始めましょう。
結局、食欲がなくて母の失敗作を食べることのなかったラッキーな次女にはアイスクリームでも買ってきてあげることにします。