ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

混沌からマフィン

 来週の月曜日はニュージーランドの数少ない祭日のひとつ、Labour Day で、今日から3連休です。
 旅行に出かける人も多いようで、毎年必ず交通事故の死者が出るので、この3日間は警察がスピード違反の取締りを強化すると発表しています。日本のゴールデンウィークみたい。
 でも我が家は3連休もなんの予定もなし。最近は娘たちも休みだからといってどこかへ出かけたいと言うこともなく、ふたりとも家の中でそれぞれに過ごして、それで結構満足しているみたい。
 が、ありがたいことに、JBの妹のクリスティンが息子たちをHunua Fallsに連れて行くので、と下の娘を誘ってくれました。Hunua Fallsというのはオークランド南部にある国立公園の中にある滝です。車で1時間ちょっと、お昼少し前に出て、ピクニックをして帰ってくるというプランです。もちろん、次女は大喜びで出かけていきました。
 お昼のお弁当は次女の分もクリスティンが用意してくれるということなので、ではおやつに何かお菓子でも持たせようとかと思ったのですが、電話があったのが夕べだったので、パントリーの中にはなにもなし。しかたないかぁ、と思いながら台所を片付けていたら、なくしたと思っていたチョコマフィンのレシピをメモした紙が出てきました。
 時計を見ると、クリスティンが迎えに来るまで30分ほどあります。


              よっしゃっ!!


と、片づけを中断してマフィン作り開始。いろ〜んなものが散らばっている台所でガタガタと始めました。


       ふだんのゴチャゴチャがさらにひどくなって混沌と化している台所
            


 それでもクリスティンが息子たちを連れてやってくる頃には何とか完成。長女も食べるので卵なしマフィンです。


卵やバターを使わないお菓子はなかなかおいしいレシピがなくて、いろいろなものを作っては娘たちからダメ出しされています。このレシピもニュージーランドのものなので、おいしくできるかどうかかなり心配でしたが、できあがってみるとまずまず。娘たちの注文も、もう少しチョコレートの量を増やせというマイナーなものだけでした。 
 クリスティンが子供たちを連れて出かけた後は、何ごともなかったような静けさ。連休はずっといいお天気が続くようです。でも、何にもしない休日も、それはそれでいいでしょう?



  出かける前に次女が庭のバターカップ(キンポウゲ)で作っていた花のチェーン。