ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

Turkey de Christmas


Merry Christmas!!



 イブの日にバタバタと準備した我が家にもちゃんとクリスマスはやってきました。



 今年はJBの両親にクリスティンの家族も加わっていつもより少しにぎやかなクリスマスになりました。

 

 みんなでワイワイとプレゼントを開けた後はクリスマスランチです。



 例によってJBが「バーベキューをする!」とひとりで張り切っていたのですが、肉食系女子の次女を除く全員に反対され、今年はローストターキーを焼くことになりました。



 ローストターキーはアメリカの習慣で、ニュージーランドに入ってきたのはごく最近のようです。JBのお母さんも経験がなく、もちろん私も初めて。



 準備から焼き方までインターネット頼り。



 ターキーは大きな鳥なので焼く時間が長くなりますが、そうすると肉がぱさついてしまう可能性もあるとか。と言って生焼けではもちろん困ります。



 ネットの情報によると肉のぱさつきを防ぐためにターキーをひと晩(12時間くらい)水に漬けておく(「brine」という方法)のが一般的なのだそうです。



 昨夜は寝る前に塩と砂糖と月桂樹の葉とニンニクを入れた水にターキーをつけて冷蔵庫に。



 そうそう、袋を開けて中のターキーを取り出したら、内臓を除いて空洞になっているターキーのお腹の中にこんなものが入っていました。



            ターキーの首です。



 このほかに袋入りの内蔵(心臓や肝臓)が収められている場合もあるようです。この首や内蔵はグレイビー(ローストした肉にかけるソース)やスタッフィング(詰めもの)などを作るときに使うそう。でも今回はパス。



  今朝は塩水をふき取ったターキーのお腹にご飯とたまねぎのみじん切りを混ぜたものにごま油と塩コショウで味付けした「和風スタッフィング」を詰めて9時過ぎにオーブンへ。




 
 ターキーが入っていた袋には焼き時間の目安として1ポンドに付き15分と書いてありました。私たちが買ったのは約8ポンドの小型ターキー。袋の目安どおりだと2時間が焼き時間ですが、実際には焼き上がりまで4時間弱かかりました。



         できあがりはこちら




 この後は食べるのに夢中で写真を撮るのをすっかり忘れました。



 クリスティンが作ってきてくれたおいしいチーズケーキやJBのお母さんの特製クリスマスケーキもあったんだけど。



 みんな、しばらくは食べ物のことを考えたくない、と思うほどおなかがいっぱい。



 今夜は誰も夕飯を食べたいと言い出しませんでした。



 それでも我が家のあまり大きくない冷蔵庫は、半分ほど残ったローストターキーにほぼ占領されています。



 これから年末までの数日間のお昼ご飯はターキーサンドイッチに決まり。