ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

始業式

 次女は学区外の学校に通っているため、毎朝10分くらいかけて車で送って行きます。


 普段は学校前まで送って行って、私はそのまま帰ってきてしまいますが、3日は新年度の始業の日なので、車を降りて少しだけ始業式を見学しました。


         始業式の前に新しいクラスの確認。

       



      始業式が行われるのは校庭。雨が降らない限りは外です。

       


 子供たちは全員校庭に座ります。日本式の「体育座り」ではなく「あぐら」。こちらではこれが「正式な」小学生の座り方。


       

 前に立っているのが先生方。親は子供たちの後方に立って校長先生の挨拶を聞いています。

       


 始業式と言っても簡単なもので、大体は校長先生の短いあいさつの後に先生方の紹介があり、その後は担任の先生に引率されてそれぞれの教室に向かう、という感じですが、今年はあの放火事件があったばかりなので、校長先生の挨拶も少し長いものになりました。

 
  政府(教育省)が全面的な支援を約束してくれたそうで、そのほかにもさまざまな団体や企業がいろいろな形で寄付や協力を申し出てくれているようです。


  火事があったのが1月の初め。約10教室が燃えてしまったそうで、焼失してしまった教室の代わりとなるプレハブの校舎が始業までの1ヶ月間という短期間で建設されました。

      


 火事当日のセキュリティカメラには犯人らしい3人の少年が写っていたとか。


 犯人が捕まるかどうかはニュージーランド警察のやる気次第、のようです。