ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

掘り出し物

 昨日は久々にサンデー・マーケットに行ってきました。



季節は夏、夏と言えばキュウリ(?)。大好きな小型キュウリもたくさん出回っているだろうと思って出かけたのですが。



 季節が変わっても店の品ぞろえにあまり変化がないような……



 小型キュウリもいつも置いている店の他には見当たらず……
 この店は値段もそれほど安くないし、いつもほんの少ししか置いていないし(きょうも3本しか残っていなかった)



 マーケット内をぐるりと2周まわって、やっと見つけました。



          そこで買い込んだキュウリはこれ

         


             3種類の小型キュウリ


 真ん中の色が薄いのは韓国のキュウリ。韓国ショップで売っている手作りの胡瓜キムチ(これがまたおいしい!)にはこれが使われています。



 右端のスレンダーなのはお店の人(中国人)によると「中国のキュウリ」。サラダにするとおいしいというので、晩御飯にさっそくサラダを作ってみたら、パリパリとして本当においしかった。



 左端のずんぐり型がニュージーランドのキュウリ。と言っても、このタイプのキュウリは、ふつうは長さが20センチ、太さが直径5、6センチくらいに大きくなったものが売られています。これはそこまで成長しないうちに収穫したか、あるいは何かの理由で大きくならなかったものだろうと思います。



 このタイプのキュウリは大きいものは皮がかなり硬く、食べるときは皮をむくのですが、このくらい小さいとその手間も必要ありません。



 ところでこのキュウリ、実は他の2種類とは別の店で買ったもの。



 ここの店は7、8歳の子供が二人だけで店番をしていて、売り物もこの小形キュウリのみ。



  値段は? と見ると「1袋99セント」。



 でもキュウリは袋詰めにされていなくて、箱に積まれたバラのキュウリと、その横にビニール袋。



 つまり、詰め放題で99セントなんですねぇ。



 この大ざっぱさ加減がニュージーランド。

 

 私の前に買っていたインド人のおばさんなんか、これでもかっ! てな感じで袋にギュウギュウとキュウリを詰め込んでいました。



  おばさ〜ん、子供相手にそこまでしなくったってぇ……


 
と思っていましたが、私もいざキュウリを詰める段になると、結構真剣に詰め込んでしまいました(ハハハ)。



 さて、お目当てのキュウリを買い込んだ後、ぶらぶらとマーケットをまわっていて見つけたのは、これ。
 
        


              枝 豆


 枝豆はニュージーランドでも人気の食材。
 


 以前は日本食材店にしか置いてありませんでしたが、今は普通のスーパーでも手に入ります。冷凍ですけど。しかも高い。



 この生の枝豆。かなり小粒で、しかも1キロ8ドルとかなりの高級品。


 でも家族で食べるのに1キロは必要ない。


 買ったキュウリを地面に置いてその場に座り込み、枝豆を真剣に選別することしばし。


 結局、これで十分、と買った量は約300グラム。日本円で150円なら大した買い物でもないでしょう。
 


 夜は久しぶりに新鮮な枝豆の塩ゆでを楽しみました。



 冷蔵庫にJBが置いていったビールに思わず手が出てしまいそうでしたが、ビール飲んじゃうと気持よくなって、なーんにもしないで寝てしまいたくなるので我慢。



 小粒だったけどおいしい枝豆でした。



 残った分は翌日の炊き込みご飯に。