ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ボタニックガーデン

きょうは朝から嵐。



 ひどい風のうえに、バケツをひっくり返したような大雨が時々ザーッと降ってきます。




 その最悪の天気の中、オークランド南部のマニュレワ(Manurewa)まで行って来ました。



         目的地はボタニックガーデン(植物園)。
 
         



         



 STA(草指連)オークランド支部では定例の草月展を、去年と今年はイーデン・ガーデンで開催しましたが、この次は会場を変えたらどうか、とメンバーの一人が言い出し、彼女が候補として見つけてきたのがボタニックガーデン。




 きょうはその下見です。




 何年か前にリノベーションされたエントランス部分は広々として、すてきな雰囲気です。きょうはフラックス(ニューサイラン:ニュージーランド原産の植物)をテーマにした展示が行なわれていました。

         




 マオリの人たちはフラックスを編んで籠などの日用品を作っていました。

         



 パンフレットによればこの植物園は比較的新しい施設で(オープンしたのは1982年)、広さはなんと64ヘクタール(156エーカー)。くまのプーさんが住んでいる森(100エーカーの森)より広いんですねぇ。




 きょうは雨降りでしたが、お天気のいい日にお弁当を持ってきたら楽しい一日が過ごせそう。
  
         




         ちなみに、市営なので入場は無料です。




 さて、ボタニックガーデンの担当者の人と、展示会を開く場合の条件などの話をし、候補となる会場の建物をいくつか案内してもらって(園内にいくつかの建物があって、一般の人も使用料を払えば結婚式の披露宴やイベントなどに利用できます)、下見を終了したらちょうどランチタイムでした。




 園内のカフェでお昼ご飯にしました。




 ここのカフェ、各テーブルの上に小さな植木鉢がおいてあります。

        
 

 
 そのそばには小さなハサミ。
 こどもの忘れ物? と思ったら、植木鉢のグリーン(ロケットの芽でした)をカフェのお客さんが各自切り取って料理に入れられるようになっているんですね。

        



            おもしろいアイディア。



 注文したジャガイモとドライトマトのスープにさっそく入れてみました。

        




 スープもロケットも美味でした。




 帰りはまた大雨の中。



 もうちょっといいお天気だったら、と少々残念でしたが、このボタニックガーデンは家族でぜひピクニックに来たい場所です。