ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

チーズとカボチャのマフィン

 今朝は朝から大雨&強風。


       
  


 木曜日のお散歩仲間は雨降りでも傘をさして歩きますが、さすがにこの大雨では気持ちがちょっと挫けます。




 冬だし〜 
 濡れて風邪でもひいたらイヤダし〜
 このところ仕事が忙しくて家事が滞っているし〜




 と自分に言い訳をいっぱいして、今日のウォーキングはお休み。




 娘たちのおやつでも作ろうかと思ったのですが、ふとカボチャの残りが眼に入り、カボチャのセイボリーマフィン(甘くない食事用のマフィン)を作ろうという気になりました。




 セイボリーマフィンは日本ではあまりなじみがないのか、日本の料理本にレシピがなかったので、ニュージーランドのレシピを使います。




 お菓子でも料理でも、ニュージーランドのレシピ通りに作って成功したことがあまりないのでちょっと不安ではありますが、一方、日本のマフィンレシピはフワフワと軽く焼きあがるものばかり。




 お菓子のマフィンなら軽いのでもいいのですが、食事代わりに食べたいセイボリーはどっしりとしたお腹にたまるタイプのものがほしい。




 そう、ニュージーランドのカフェで食べるタイプの、アレですよ。




 なので、不安な気持ちを抑えつつ、ここはニュージーのレシピ通りにやってみることにします。




 でも、のっけから「溶かしたバターに牛乳を入れろ」とあります。




 バターが溶けているということは熱い(少なくとも温かい)ということで、
 牛乳は冷蔵庫に(普通は)入れてあるから(普通は)冷たいということで




 熱い溶かしバターに冷たい牛乳入れたらどうなるか、考えなくても分かる。




 その上そこに溶き卵と茹でてつぶしたカボチャも加えろとあるから


 
 ホラ、ホラ、ネ〜?
 なにやらドロドロした不気味なものができあがってしまいました。

      
      


 

    いいの? いいの? ホントーにこれでいいの?
 
 と心の中で叫びつつ次の手順へ。




 振るった粉、塩、砂糖、茹でて角切りにしたカボチャとおろしたチーズをボウルに入れて、その中央に窪みを作って、さっきのバターと牛乳の不気味な混ぜ物を入れます。


        



 それから粗く刻んだ青ねぎも加え、

        



 粉っぽさがなくなるまで混ぜたら
 


             おや?



 それっぽい生地がちゃんとできあがりましたよ。


       
 
 180度オーブンで20分焼いてできあがり




 
 食べてみたら、なんと、おいしいではありませんか




 あの、どっしり、ずっしりのニュージーランド式マフィンです。



             そうかぁ〜



 クリーム状にしたバターに砂糖を混ぜて白くフワフワにし、そこへ溶き卵を入れてよく混ぜ、振るった粉を入れて練らないようにさっと混ぜて最後に牛乳という日本式の作り方だと、マフィンは軽い焼き上がりになるんですね。




 ニュージーランド風のお腹にたまるマフィンを作るときは、やっぱりニュージーランド式でないとダメなんだ。




          郷に入れば郷に従え? 
               (ちょっと違うかも)



 ひどい雨も夕方には上がり、


 

           西の空は青空

       




          東の空には虹(しかも二重)

       

 


  といういかにもいかにもニュージーランドな空
  



  そんな空を眺めながら、いかにもニュージーランドのカボチャマフィン、いただきました。
  ちょっと温めて、マーガリン(かバター)またはクリームチーズをつけて食べるとおいしいです。


       




 カボチャマフィンの材料は以下の通り。 

       


     ニュージーランドの1カップは250CCです。