お湯でまったり
ニュージーランドのレストランやカフェでは、お水は頼まないと出てきません。
日本のお店のように席に着いたらメニューと一緒にお水やお茶を出してくれるのは……中華料理店くらいでしょうか。
日本食レストランでも、お茶は有料というところが結構あります。
いわゆる「サービス業」の質は日本のほうが断然優れていますが、最近ではオークランドのレストランでも、ウェイトレスやウェイターの人が(こちらが頼む前に)「お水を持って来ましょうか?」と訊いてくれるお店が増えてきました。
毎週木曜日のウォーキングの後にみんなでお茶をするカフェでも、頼まなくても人数分のお水を出してくれたりするようになりました。
少し寒くなってきたこの頃は「お水にしますか? お湯にしますか?」と訊かれます。
カフェでコーヒーを飲む前にお湯?
……とわたしは思ったのですが、考えてみれば、冬場に店内ではなく店の外のテーブルでお茶をするときには、冷たいお水ではなく温かいお湯がほしくなるかも。
友人のテニス仲間で元女医という中国人の女性は、夏でも魔法瓶に入れたお湯を試合の合間に飲んでいるそうです。
暑いさなか、汗を流してテニスをしている時にお湯?
でも、身体全体が熱くなっているときに冷たいお水をお腹に入れるのは、体にショックを与えて良くないのだとか。ぬるま湯のほうが身体を冷やさなくていいのだそうです。
そう言えばわたしも、お茶ではなくお水をたくさん飲むようにとマッサージ師の人に言われたんでしたっけ。夏はともかく涼しくなってくるとお水はちとつらい、と思っていましたが。
お水と言われたからといって冷たくなくちゃいけないわけではないんですよね。
そう気づいて、最近はもっぱら白湯を飲むようにしています。
白湯ってう〜んと薄いお茶を飲んでいるような感じ。
お茶大好き人間でしたが、白湯があればお茶なしでも何とかなりそうな気がします。
食事の後の「ちょっと一服」にもマグカップに入った白湯。
しばらくはこれでいこうかな、と思っています。