The Hangover
『The Hangover』をDVDを借りて観ました。
予告編を観て面白そうだな、とは思ったけど、映画館へは行かずじまい。後でかなり評判が良かったと聞いて、あー、観たかったなぁ、と思っていました。
そしたら、好評だったので続編が製作されて、それがもう公開されています。今度は見逃さないぞ、でもその前にやっぱりパート1は観ておくべきでしょう、ということで。
R16のレーティング。16歳より年下の子は見ちゃいけない映画です(子供たちがが寝てから観ました)。
もう、お下品なシーンやセリフのてんこ盛り。
結婚式を2日後に控えたダグは親友と婚約者の弟の4人でラスベガスに出かけます。
独身最後の記念に男たちだけでめちゃくちゃをやっちゃおうというバチュラーパーティ(Bachelor Party)ですね.
bachelorは独身男性という意味。ちなみに花嫁が女友達と独身最後にどんちゃん騒ぎをするパーティはHen Partyと言います。henはメンドリのこと。
さて、4人で大騒ぎして、翌朝二日酔いガンガンの頭で目覚めてみると、ホテルの部屋はめちゃくちゃになっていて、トイレには虎がいるし、クロゼットの中には赤ちゃんがいる。しかもダグがベッドのマットレスとともに消えてしまっていて、残る3人は前夜の記憶がまったくない。
なぜ部屋に虎がいるのか?
赤ちゃんはだれの子供か?
なぜ歯医者のスチュの前歯が抜けているのか?
ダグはどこにいるのか?
そして、なぜみんな何も覚えていないのか?
何しろ、どう考えたって普通じゃないシチュエーションです。登場人物たちがもっとパニックになって大声でどなったり、ドタバタと暴れまわったり、仲間同士のいがみ合いがあったり……というのを予想していたのですが、いい感じに裏切られました。
記憶はないけれどちいさな手がかりがあちこちに落ちている。それらをひとつひとつ拾いあげて、3人はすこしずつ「失われた前夜の記憶」を取り戻していきます(やり方はかなりメチャクチャだけど)。
ちゃんと納得のいく理由が分かってくるのです。
いいなぁ、こういうの。好きです。
おまけに、
3人はけっこういい加減な男たちですが、ダグに対する友情だけは100%ピュア。
この映画は特に男性の評判がよかったようですが、納得。
『The Hangover 2』、来週あたり映画館に行って観たい気分です。