ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

姉と妹 〜姉編〜

    きのうの木曜日は、実はかなり忙しい1日でした。




 朝はウォーキングの前に次女の学校へ行きStudent Led Conference(これについてはまた後日)に出て、




    夜は7時からの長女が出演する劇を観てきました。




 長女は今年初めにスクールミュージカルの『バット・ボーイ』に出演しましたが、




     学校でもドラマの授業を取っています。




 ドラマの授業といっても毎回演劇の練習ばかりをしているわけではなく、理論なども勉強するようで、




 先月のMid Term Exam(中間試験)ではドラマの筆記テストはかなり手ごわかったようです。




   そしてきょうは最終的な実技テストとなる発表会です。




 ドラマの先生(ひじょうに個性的でおもしろい女性です)の指導の下、演出や衣装、小道具など、劇に関するすべてをクラスの生徒たちだけで進めていきます。




 観客は生徒の家族や友人たちで多くはないので、役者(ドラマクラスの生徒)たちが劇を演じるステージの上に並べたベンチが観客席。




 『バット・ボーイ』もそうでしたが、「たかが高校生」と侮れない本格的な芝居でした。



 
 家に帰って、パンフレットをよく見たら長女たちが上演したのはなんとブレヒトの作品でした。


     





 『コーカサスの白墨の輪』という邦題で、日本でも上演されたことがある有名な劇のようです。


 


    わたしはブレヒトについては知識はほぼゼロです。





           これがブレヒトさん

        






 ブレヒトの演劇はEpic Theatre(叙事的演劇)と言われるそうですね。そういうのも長女たちは授業で勉強したのかしら。





 きょうの劇は授業の一環であり、試験でもあったわけですが、クラス全員が芝居をこの上もなく楽しんでいるのがよく伝わってくる劇でした。



         





 さて、ドラマ大好きの長女ですが、もっと好きなものがあります。それがイラスト。




        当然アートの授業も取っています。





 長女が授業の課題で描いた絵を紹介します。これはまだ未完成の状態らしいのですが、私は結構気に入っています。