ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

クリスマスミンスパイ  その1 ミンスミート編

今年はクリスマスのお菓子、ミンスパイの手作りに挑戦



クリスマスのお菓子のなかで唯一おいしいと思えるミンスパイ



毎年、次女を学校へ送り迎えする途中にあるベーカリーで買っていました。



ここのミンスパイはおいしい
おいしいけど、高い。



なので、今年は自分で作ってみることにしました。



まずはミンスミートと呼ばれる
パイの中身を準備。



友人の一人は
去年の12月に作ってみようと思い立ちレシピを探してみたところ
ミンスミートはクリスマスの1カ月くらい前から準備すると書いてあったので
「早く言ってよ〜」と断念したそうな。



わたしも「手遅れかも」と思いつつネットでレシピを検索



やはり
イギリスのサイトのレシピでは
ミンスミートは「少なくとも30日以上」熟成させる
とあります。



が、
せっかくだから本場イギリスのレシピで
とは思ったけれど
1か月もノンビリ待つ気持ちにはならないので
他のレシピを探してみたところ



ありましたねぇ、ミンスミートの熟成が1、2日でいいと書いてあるレシピ



      オーストラリアのサイトです



なんか、あ〜、やっぱり、という感じ。



手順もひどく簡単




材料を全部混ぜて、ラップをかけて、1日か2日(時々混ぜながら)待つだけ


    



      
      ミンスミートの材料は


        
            レーズン85グラム
            サルタナ85グラム
            カラント85グラム



このレーズンとサルタナとカラントの区別がよく分からん



買ってきたものを比べてみたけど
わたしには全部が「干しブドウ」



レーズンを255グラムじゃいかんのか? と思いつつも



初めてのトライなのでレシピ通りに材料を揃えましたが……
(この次は絶対レーズンだけにすると思う)




これにすりおろしたリンゴ1個分、黒砂糖、ブランデー、ブレックファースト・マーマレードとミックススパイスを混ぜます。




パントリーにあったブランデーはJBの秘蔵品のようで
まだ開封してなかったので
これを勝手に開けて使ったりすると家庭の平和が壊れるかも、と思い
使いかけのグランマニエで代用




「ブレックファースト・マーマレード」というのも
「朝ごはん用」のマーマレードと「普通の」マーマレードの違いは何か
そもそも「朝ごはん用」というひじょうに用途が限られたマーマレードが
存在するのかが分からなかったので





ことし庭のグレープフルーツを使って手作りしたマーマレードを使用




材料すべてをボウルに入れて混ぜ合わせると



ミックススパイスの香りなのか



あぁ、クリスマスパイの匂いだぁ、という
甘い香りが立ち上ってきました。



これを冷蔵庫で1、2日寝かせて熟成させ



この次はパイ生地の準備となります。