ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

今日のお花 〜クリスマスの花〜

今年最後の生け花のお稽古です。




来週もお稽古はあるのだけれど
クリスマスの後片付け(ってなんだ?)や
日本へ行く準備をする時間を考えると
とても行けそうにないので、今日を最終日とします。




今日のお花はクリスマスがテーマ





草月ではクリスマスのお花は「赤・緑・白」の三色を使うことになっています。




この三色は花器の色でも植物の色でも何でもアリ。




白と緑だけで活けた花のそばに赤いキャンドルを添える、なんていうのも可です。




活け上がった花に
金や銀のクリスマスらしいキラキラしたオーナメントなどを加えると
それだけでゴージャスなクリスマスらしいお花になります。




そう考えると、けっこう自由にできて楽かな、と思うのですが




やってみるとそう簡単にいかないのは何でも同じ。




    


一盃目は基本型で活けてみました。
白はトルコキキョウ
赤はユリ
緑は庭に勝手に生えてきた名前も分からない(草みたいな)木



何か地味ですね。




そこで二盃目は同じ花材を使って
お花をたっぷりドワーっと活けてみようと思ったのですが
案外こじんまりとおとなしい花になってしまいました。



   




小心者で結局は羽目を外せない性格がよく出ております……




ところで、
生け花のお稽古に使う花は、いつも近所のショッピングセンターの中の花屋さんで買っていたのですが



そこの店員さんたち
花の名前は知らないし(バラとトルコキキョウの区別がつかない)
代金の計算は間違えるし(なぜか多く間違えることが多い)



お花の質も値段の割によくなかったりする。




ところが先日
我が家からパーネル方面に向かう途中の道に
車でやってきた花屋さんが店を出しているのを発見



お稽古に行くのには方向が違うのですが
今日は少し早めに家を出て、
稽古の前にそこで花を買ってみました。



クリスマスが近いので花の品ぞろえは白と赤が基調



クリスマスリリーと呼ばれる白い大輪のユリも
大きな白のアジサイも
わたしが買ったトルコキキョウや赤いユリも



どれも元気いっぱいという感じの新鮮さで
「生きのいいお花」という表現がぴったり




しかも、いつもの花屋に比べると3割くらい安い




あ〜、いいとこ見つけちゃったなぁ、と
うれしい発見の日でした。