ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

秋の恵み

ジャパンデイの準備で会場内をバタバタと走り回っていたとき
日本食材店を経営するMさんに呼び止められました。



近いうちに筋子と明太子を仕入れる予定なので
入荷したら声をかけるから



と、とんでもなくうれしいお言葉。




あれから1ヶ月が過ぎていよいよ入荷の連絡が入り

       筋子1キロ、たらこ1キロ、明太子1キロ

いただいてきました。




      

             筋子 1キロ





最近は、オークランドの魚屋でも
今の時期になると筋子を売るところが出てきました。





キーウィ(英国系の白人)たちはサーモンは好きだけれど
筋子を食べようなどとは考えもしなかったらしく
昔は筋子は廃棄されていたそうです(あ〜、もったいない)。




アジア人の人口が増えるにつれ、筋子のおいしさに人々が気づき始め
オークランドの魚屋で買えるようになったのはいいけれど、
その分お値段もかなり値上がりして、日本並みのお値段のようです。




今回はMさんのおかげで市価の約半額。
ありがたいことです。

            

筋子をいくらにする作業は実は初めてだったのですが
インターネットという強い味方のおかげで
思ったより簡単にできました。




ぬるま湯の中に筋子を入れてほぐすと
ほろほろと粒がはがれていきます。




お湯の中でいくらの粒が白っぽくなったので
「しまった、煮えちゃったかな?」と思ったのですが


          





ざるにあげてしばらくおくと、またキラキラしたオレンジ色に戻っていました。


          



おしょうゆとミリン、日本酒で作ったたれにつけて1晩。




今日の晩ご飯は豪華にサーモンといくらの親子丼




残ったいくらは小分けにして冷凍しました。
これからはチョコチョコと小出しにして長く楽しもうっと。