ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ニュージーランド人はすごいぞ

土曜日はジムでバーベルを使った筋トレのクラスに出ます。




クールダウンのストレッチを含めて1時間強。
きついです。



ジムでやってるグループレッスンクラスは
どれもきつい。楽なものなんかありませんけど。



もともとが運動嫌いなので
いつもしぶしぶという感じでジムに行くわけですが




きょうはいつものインストラクターがお休みで
代わりのインストラクターだというので
さらに気分が後ろ向き




部屋に入ると誰もバーベルを準備していない。
おや〜? と思ってぼおーっと突っ立っていたら
金髪のきれいなインストラクターが笑顔でやってきて
「きょうは代理なのでsweatのクラスをやります」と。




sweatとは汗。
どのクラスをやっても汗はたくさんかきますが
特にこのクラスは汗だくだくのきついクラスなのでこの名前がついたはず。




嫌〜な予感……




金髪のインストラクターさん、きれいな顔に笑顔を絶やさず
ランジで部屋を2往復したら
スクワットを12回
それから腕立て伏せを12回
それが終わったらもう一度ランジで……
と、厳しい注文を次々と連発。




5分もしないうちにハーハー、ぜえーぜえー、
こんなの1時間もやったらわたしは死ぬぞ、絶対
と壁の時計をにらみながら、かなり本気で考えていました。





ところが、
始まって30分ほど経ったところで
ハードな筋トレは終了。
クールダウンのストレッチを10分ほどやって
セッションは終わりました。




助かった〜、いつもの半分の時間で終わった〜
ラッキー!
と、汗をふきふき、よろよろとレセプションを通り抜けようとしたら




いっしょにsweatのクラスに出ていた若いキーウィのお姉さんが
受け付けのスタッフと何か話しています。





通りすぎるときにチラリと耳に入った会話から判断するに
どうやら30分のセッションは短すぎるという抗議のようです。





すごい……
あのきついセッションを1時間やって欲しいと
思ってたのでしょうか、あのお姉さんは?




いやいや、そうではなく





1時間分の料金を払っているのだから、
セッションの時間が半分の30分というのは納得できないと言っています。





半分の時間しかやらなかったんだから
残りの半分の料金を返金しろ、みたいな要求でした。




すごい、の二乗。





ニュージーランドの人たちって
抜け目ないです。





いつもの半分で終わったと喜んでいたわたしは何だったのでしょう?




     さて、

     ジムから帰って娘たちとお昼ご飯を食べに行った先はここ


        




           あれだけ苦しんで流した汗の分、
         あっという間に取り戻してしまいましたワ。