ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

The Pirates! Band of Misfits

我が家の近くの映画館では
午前中の上映がコーヒーつ付きで10ドルという
太っ腹なプロモーションを3月まで実施していましたが、



子供向け映画がいっせいに封切られる
4月のスクールホリデーに入ったとたんに
以前の料金に戻ってしまいました。



子供連れが朝からワーワーやって来られちゃたまらない、
と思ったのかどうか……




娘たちを連れて3人で観ても通常料金の二人分。
休みの間に娘たちとアニメ映画を観よう
と思っていたのに、残念だなぁ。



ところが
今度は別の映画館で午前中10ドルのプロモーションを始めたのを発見

(こちらはコーヒーは付きませんが)




我が家からは車で約30分ほどのショッピングセンターの中にある映画館
映画を見に行くだけではちょっと遠いのですが




近くにはあのおいしい回転寿司店があるし……

          

        





午前中の上映が終わるとちょうどランチタイム。
映画の後に回転寿司という超豪華メニューで
娘たちにサービスしちゃうか。



と言うわけで
観たのは『ウォレスとグルミット』シリーズで有名なアードマンの最新作


         『The Pirates! Band of Misfits』

        
      
     




最近はアニメーションというと3Dばかりが目立つけど
この映画はクレイメーションという手法で作られたそうで。




粘土で作った人形の表情を少しずつ変えて
1秒間に24コマの割合で撮影していくのだそうです。




1秒間に24コマって……
1時間半の映画を作るのに、全部で何コマ撮影するのでしょう?




どのシーンも、粘土の人形たちが
本当に生きて動いているような滑らかな動きで
これだけ作るのにどれほどの時間がかかったんだうかと考えたら
それだけで、この映画はすごい!と言えちゃいますよ。




キャストは
海賊としては落第生だけど
手下には慕われて、みんなで家族みたいに和気あいあい
楽しい「海賊生活?」を送っているパイレーツ・キャプテンの声を
二枚目のヒュー・グラント




そのパイレーツ・キャプテンを利用しようとして
逆に振り回されてしまう
若き日のチャールズ・ダーウィンがディビッド・テナント。




ドクターは
「僕、一生恋人なんかできないんだ」が口癖の
この情けないダーウィン青年を
とってもうまく表現していたと思います。




この映画にはシリーズ物の原作があるようです。
今回はシリーズの第一作目の映画化だそう。
ということは、この映画も続編を期待していいのかな?