ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

お化けインゲンの正体

JBの両親は毎年ラナービーンズというサヤ豆を家庭菜園で作ります。



きれいな朱色の花が咲いた後にできる豆は
大きいものだとサヤの長さが20センチ、幅が1.5センチくらいになる
巨大豆



サヤインゲンのお化けみたいなサイズです。



JBのお母さんはこれをゆでて、サラダやスープに料理します。



採れはじめるといっぺんにたくさん収穫できるのが家庭菜園。
両親二人では食べきれない分が
我が家にもおすそ分けとなってやってきますが



実はわたしはこのラナービーンズが苦手



サヤが大きい分、やはり味は大味で
スジが口の中に残るような感じも好きになれない。



JB経由でラナービーンズが届くたびに
どうしょうかなぁ、と思案に暮れるのでした。



ところが、すっかり秋めいた日が続いていた先日
JBがもらってきたラナービーンズは
いつものグリーンのサヤ豆ではありません。



           

           袋を開けてみてびっくり


           



          日本の乾物屋さんで売ってる花豆だぁ〜




そう、ラナービーンズ(runner beans)とは紫花豆の英語名だったのですねぇ。




ニュージーランドの人たちが乾燥花豆を食べるのかどうか
その辺の知識はありません。
お義母さんはわたしに「来年は自分で蒔いてね」と種をくれたのかも?



でも、
わたしは久しぶりの花豆がとってもうれしくて
さっそくお砂糖で甘煮にしてみました。





          ふっくらおいしくできましたよ。


           






日本で買ってきた一保堂のほうじ茶といっしょに
少しずつ味わっています。
ウフフ、なんかシアワセ。




お義母さん、
来年からはラナービーンズじゃなくて花豆をください。