ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

奇跡

日曜日の夜は日本の映画を観てきました。




『I Wish』(邦題『奇跡』)です。


  





この映画は7月のInternational Film Festivalの出展作品でもありましたが
今年のFestivalでは結局1本も映画を観ませんでした。





Festivalでは出展作品の映画は
期間中に市内のいくつかの映画館で上映されますが
今年は上映映画館がなぜかシティにある映画館ばかりになってしまって
駐車のことなどを考えると、出かけて行くのがちょっと億劫だなぁ、
と思っていたところに




パンフレットを見てピックアップした何本かの映画が
どれも数ヵ月後に一般公開されることが分かって
それなら上映回数も少なく、時間も限定されてしまうFestivalではなく
一般公開まで待とうと決めたわけです。
すぐに観なくちゃダメ、というような映画もなかったしね。




で、Festival参加作品の一般公開第一弾がこの『I Wish』です。




主役の兄弟役のふたりは日本では有名な少年漫才士だそうですが
わたしにはその辺の知識はなく
弟の子の声がやたらとハイピッチでキンキン響く感じだったのが
ちょっと耳障りだったし




お兄ちゃんのほうも、
新しい環境になじめず不満だらけの上に
自分の勝手な願いに周りを巻き込むわがまま少年だし




でも、まぁ
この二人を含めた子供たちがものすごく自然な感じでした。
芝居してるんだか素なんだか分かんない、というようなシーンもあったりして。




1泊2日の「冒険」を通して
子供たちがほんのちょっとばかり成長する、というお話でした。




冒険に出た子供たちの窮地を救う老夫婦の
おばあさんを演じていたのがりりぃだったことを
エンドロールで知ってびっくり。




りりぃがおばあさん?




あぁ、時は流れたのねぇ。