ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

卒業

長女は、きのうでカレッジでの授業を終了
来週から始まるNCEAという全国統一試験のため
きょうから試験休みに入りました。




カレッジに入学して三年目からこのNCEAのカリキュラムがスタートしますが
少なくともその時点から
カレッジ終了後の行き先を見据えての勉強をしていかなくてはならないので
生徒たちにかかるプレッシャーは
「受験地獄」と呼ばれる日本の高校生より
むしろ大きいのではないかと思ったりもします。





一発勝負でない分
日々の勉強に気を抜くことができませんからね。





もっとも
NCEAの試験は約4週間の日程ながら
長女が選択しているのは5科目で
しかもそのうちの2科目はアート科目のため
筆記試験ではなく作品の提出が試験となります。





んなわけですので
試験といっても実際に学校に出向いて
机に向かうのも数回です。





そのうえ
これまで稼いだクレジット数が希望大学に入学するには足らず
この統一試験の結果いかんでは進学不可の可能性もある生徒たちにとっては
必死で取り組まなければならない試験ですが





長女の場合はすでに進学先が決定しているので
たぶん気持ちの上ではかなり余裕があるのではないかと。





実際
一年前の今頃と比べると、長女の表情が明るいのが分かります。





というわけで、試験休み初日のきょうから
長女はのんびりモードで、お昼過ぎになっても起きてきません。





      今からそんなにリラックスしてて、どうするよ?






最終日の昨日、学校からイヤーブックを持って帰ってきました。
表紙は長女の友人ショルトーが撮ったフォト作品




      




この青年のとても繊細な感覚から、長女はたくさんの刺激を受けたようで





カレッジ終了後に進む道は違いますが
これまでのいい関係を、今後もずっと続けて行ってほしいと
母は願っています。