ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

贅沢な空間

ネイルサロンに行ってきました。



長女から
ショッピングセンターの中にあるサロンのバウチャーを
クリスマスプレゼントにもらったので。


生まれて初めての経験であります。


スタッフは韓国人の女性が3人
さほど大きなお店ではないのですが
わたしがいる間も
お客さんが入れ替わり立ち替わりやって来て
3人とも大忙しの様子


わたしを担当してくれたスタッフは
以前、東京に住んでいたことがあるとかで
上手な日本語を話す人でした。


わたしの手を見て
「わぁ〜、ドライですねぇ! パラフィン・トリートメントしなくちゃ!」と、
商売もなかなか上手。



もちろん、時間も予算もそんな余裕はありませんでしたから
ごくベーシックなマニキュア(爪の手入れ)と一色のエナメルを
お願いしました。




自分でエナメルを塗ると
慎重にしたつもりでもまだらになってしまうものですが
さすがプロ、すっごくきれい



何しろ爪の手入れというのも初めてだったので
甘皮が大量に取れて(という言い方でいいのだろうか?)
スタッフの人、大喜び(?)



普段、手の手入れなんか滅多にしないから
と言い訳気味に言ったら
「そうですよねぇ、いろいろ忙しいしねぇ」
とにっこり。



韓国の女性もそうですよ


と言います。



家族や、家庭や、家事や
そういったことを優先してしまうから
何か特別なことがなければ
わざわざ爪の手入れなんかしませんよ、と。



そして
"But, Kiwis are different."
と。



サロンの顧客の90%は白人女性なのだそうです。



確かに、わたしの両脇のお客さんもみんな白人



わたしがお値段を見て遠慮したパラフィン・トリートメントを
しっかりやってもらっている女性がふたり。
両手が終わった後に、ペディキュアにかかる女性がふたり。



どなたも、どうやら馴染み客の様子。



娘にバウチャーをもらわなければ
もしかしたら一生縁がなかったかもしれない贅沢な場所に
日常的に通っている人もいるのだなぁと
なにかちょっと感慨深い思いを持ったのでした。



さて、
明後日より10日間ほど大急ぎで日本に行ってきます。
姪の結婚式の参列が目的。
爪の手入れもそのための準備ですよ〜。


駆け足旅行になりますが
和食材と日本語の本を大量に買い込む予定。