ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

怒りのジンジャーキッス

ずっと暖かい日が続いていたのに
先週の金曜あたりから急に寒くなりました。



寒いとオーブンを使うことが多くなります。
きのうはジンジャーキッスを焼きました。



お店で買うことはあったけれど
自分で作るのは初めて。
ネットでレシピを探してみましたら
出てくるのはニュージーランドのサイトばかり



ニュージーランドのレシピは信用ならないので
(レシピ通りに作っておいしくできたためしがないぞ)
日本のレシピがないかと探したのですが、ありませんでした。
日本ではまだ馴染みがないお菓子なのかな?



生姜パウダーを入れて焼いた柔らかいクッキー
(というか、堅いケーキというか)に
バタークリームを挟んだお菓子



生姜パウダーなるものを、
わたしはニュージーランドに来て初めて知りました。



日本人ですからね!
生姜といったら冷奴やそうめんの薬味!
生の生姜のほかに「生姜」があるなんて、考えたこともない



一方、JBにとっては生姜といったらパウダー
野菜の生姜がニュージーランドの
スーパーや八百屋の店頭に並ぶようになったのは
JBがかなり大きくなってからのようでした。



甘いはずのお菓子が生姜味というのも
日本人としては理解できないものがありますが
それでも、慣れてしまえば結構おいしいお菓子です。



日本語のレシピが見つからなかったので
(しかたなく)ニュージーランドのレシピでやってみました。
レシピを読んでいくと
どうも、大さじと小さじを間違えてるんじゃないの?
と思うような記述もあり、少々(いや、かなり)不安でしたが



やっぱりね、の結果でした。



ジンジャーキッスというくらいだから
キスチョコのように、ポイっと口に放り込めるくらいの
かわいいサイズが特徴なのに
直径10センチくらいの「特大キッス」になりましたよ。





大体ねぇ、
材料の欄に、いくつ分の量なのかが書いてないのが
そもそも間違っとる。
卵2個とベーキングパウダー入りの生地を
大さじ1個分の量で落として焼いたら、
どのくらい大きくなるか、分かるでしょーってもんです
(と言いながら、レシピ通りに焼いたわたしもアレですが)



レシピのサイトに載っていたあの写真
あのかわいいきれいなジンジャーキッスはどっから持ってきたんだ?



と、ブンブン怒ってみましたが
味はそれほどひどくなかったです、実は。
少なくとも、食べることはできましたです。




あー、こうなったら
自分で作り方を改良して、
すばらしいジンジャーキッスレシピを
「日本語で」どこかに投稿してやろう……



ははは。
そんなことが本当に起こるでしょうか〜?
(ないな、絶対)