ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

空白の日々

      えらい目に遭いました。



先週月曜日、
夕飯の後、一休みしていたらコホコホと咳が出始め
あれよあれよという間に症状が悪化



すっかり風邪ひきさんになってしまいました。



       いったいどこからもらってきたのか。
        (今もって解けない大きな謎)



症状は咳と鼻水少々に加えて、熱。



38度前後の、ま、言ってみれば微熱の部類に入るものですが
小さいころからあまり熱を出すことのなかったわたしの身体にとっては
わずかな熱もかなりの打撃



初日、二日目あたりまでは
家事をしようという気持ちでいたのですが
足元がふわふわと心もとなく
立っているのもつらい感じで




10分作業をしたあとは
15分ソファに寝転がって休憩
という状況




大学から帰宅した長女に
「寝れば?」と言われたのを合図にベッドに戻り
その後はひたすら眠り続けました。




が、
4日目に少し気分がよくなった気がして
台所の片付けなどをいたしました結果
翌土曜日に症状が悪化




やっと昨日あたりから熱が下がり
頭もはっきりしてきました。



先週は毎日外出の予定が入っていたのですが
すべてキャンセル
家の中から一歩も出ずにすごした1週間とちょっとは
まさに「空白の日々」
何をしていたのか、今ではほとんど思い出せない
(寝てただけで、何もしていなかったんだよ〜)




しかし、今回感じたのは
「予定のない日」のなんと幸せなことかということ。
「きょうはどこへも行かなくていい」と思うと
気持ちがずいぶんと軽くなったものでした。



元々は
外出や人と会うのが苦手な性格
一言も言葉を発しない日があったって
わたしには苦痛でもなんでもありません。
許されるのであれば
誰にも(家族にも)会わず
ずっとひとりで部屋に籠っていたい
……というのが、わたしにとっての「究極の幸福」なのですが
そんなこと言っちゃらんないわよ、が現実ですから。



来週あたりから再稼働ということになりましょう。



今回の「空白の日々」は神様(か、空の上のほうにいる誰か)が
くれた、ちょっとしたお休みだったのだと思うことにして
また、忙しい日々に戻ることにいたしましょう。




でも
草月展が終わったらお休みしたい。