ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

Passage Rock Winery

ワイへキ島はワインで有名です。
ワイナリーがたくさんあって、日本に輸出されているNZワインの中にも
ワイへキ産のものは多いのじゃないかと思います。



お酒をあまり飲まないわたしですが
せっかくワイへキに来たのだから
ワイナリーでランチをすることにしました。



友人が予約してくれたのはPassage Rockというワイナリー。






彼女がクライストチャーチのワインショップで働いていた頃
一番気に入っていたワインだそうで
たまたま来店したワイナリーのオーナーに
「オークランドに来ることがあったらぜひおいで」と言われて以来
ここを訪れるのが長年の夢だったそうな。




念願かなってのワイナリー訪問となりましたね。




ワインはグラスに半分も飲めば十分に出来上がってしまうわたしですが


            ワイナリーですから



      テイスティングをしない手はないでしょう



あまり飲めないので甘いのをちょうだい
と言ったらロゼとピノ・グリを出してくれました。
ロゼはとてもきれいなピンク色でしたが、酸っぱい。
ピノ・グリはほんのり甘くて、すぐに気に入ってしまいました。



元ワインショップ店員の友人によると
このワイナリーは赤ワインのシラーとメルローが有名らしい。
普段赤ワインは飲まないのですが、ワイナリーの看板商品ですから
ここはやっぱり飲んでみないと。



シラーはとても軽い感じで飲みやすく
一方のメルローは濃厚な感じ



でもやっぱりわたしは白のピノ・グリが気に入りました。



その後ついでだから(?)とアイスワイン(デザートワイン)まで試飲し
ランチ前に酩酊寸前までいってしまいました(ハハハ)。




ワイナリーのレストランはワインを飲ませるためのものでしょうが
テイスティングでワインを堪能してしまったので
食事のときは「ワインいらない、お水ちょうだい」となりました。




料理のほうは可もなく不可もなく
まぁ、こんなもんでしょうか、というところ。
ウェイター、ウェイトレスの若者たちがあまりきびきび動いていないのが
おばさん世代としては気に入りませんでしたが。



Passage Rockのワイナリーは
オークランドからのフェリーが到着する港から島のほぼ反対側にあって
生け花を展示したギャラリーからは友人の車で
(往路と復路、なぜかそれぞれ1回ずつ道に迷って)片道約40分
旅行会社のワイナリーツアーにも入っていないようだし
バスの路線もないようなところなのに
次から次へとひっきりなしにお客さんがやって来ていました。



       






すっかり晴れ上がった初夏の空の下
みずみずしい緑色をした葡萄の木を眺めながらの食事とワインは
ちょっとくらい遠いところでも(道に迷っても)
頑張って行っちゃおうという気にさせるものではあります。