Ragtime
土曜日の夜は
次女が出演するカレッジ(高校)のミュージカルを観にいきました。
4日間の公演の最終日、劇場内はほぼ満席でした。
今年の公演は20世紀初頭のアメリカを舞台にした「ラグタイム」
いわゆるWASPと呼ばれるアッパーミドル階級の白人社会と
ハーレムに暮らす黒人たちのグループと
夢と希望を抱いて東欧からアメリカにやってきた移民たちのグループと
ある白人家庭を軸に
この3つのグループに属する人たちの人生が交差する様が
当時のアメリカの社会情勢
(黒人に対する差別、労働運動の高まり、移民たちの過酷な生活環境など)を背景に
ラグタイムと呼ばれる黒人音楽に乗って描かれます。
一昨年に長女が卒業し、現在次女が通っている高校は
ドラマや音楽に特に力を入れていることで有名で
年に一度のこのミュージカルも
たかが高校生とは言えないほどの質の高さ
主役級の生徒たちは
歌も演技もダンスも、みんな一級品
今回初めてミュージカルに参加した次女は
移民の少女役の「その他大勢」
それでも新学期早々のオーディションから
連日の練習を続けた本番までの九週間
よく頑張ったと思います。
来年はメインのキャストをやりたいなぁ、と
そりゃあ、そうでしょう。
でも、みんなそう思っているのよ。
がんばろうね。
でも、勉強忘れないでよね。