ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

不幸の波 その後

去年のクリスマスあたりから

ずっと途切れることなく続いている

わたしの「小さな不幸」の波

 

 

日本に着いて2週間目に風邪をひき

それが4週間たった今でも治りきっていないというのも

その「不幸」が続いているということなのかもしれません

 

 

けれども、よく考えてみれば

わたしの身に連日のように起こる不幸は

間違いなく「小さな」不幸

 

 

決して「大きな不幸」ではないのです。

 

 

本当に腹立たしく、イライラさせられることばかりの連続だけれども

生死に関わる問題でもなく

目の前が真っ暗になって途方に暮れるようなことも起こらず

警察にも、病院にも、消防署にもお世話になるわけでもなく

 

 

 

……これってもしかしたら「ラッキー」?

 

 

そんなふうに考えるようになったのは

知り合いが市営プールで盗難事件にあった話を聞いたから。

 

 

 

子供といっしょにプールで泳いでいる間に

着替えや貴重品を入れたバッグを盗まれた上に

バッグには車の鍵も入っていたので

駐車場の車まで盗まれるという災難にあってしまったのです。

 

 

そこのプールはわたしもよく行くところで

週に2、3回通っていた頃もあったけれど

鍵のかからない棚に荷物を無造作に置きっぱなしにしても

更衣室のベンチの上に上着を置き忘れても

盗まれることなど一度もありませんでした。

 

 

オークランド市内でもあまり治安のよくない地域にあるプールなのに

ここは案外安全なんだなぁ、と思ったりしていたのです。

 

 

が、と~んでもなぁ~い。

 

 

知り合いが盗難にあったとプールのスタッフに届けると

「あ、また~? 多いのよねぇ」という反応だったそうな

 

 

荷物はドア付きのロッカーに入れ、持参の鍵をかける

これしか防ぐ方法はない、と言われたとか。

 

 

プールの管理者(つまり市当局でありますが)としては

特に何かの対策を取るつもりはない様子。

盗難事件があまりに多いので

お手上げ状態なのでしょうかね~?

 

 

とすれば

これまでのわたしはとんでもなく幸運だったとうこと?

 

 

 

ものごとを見る角度を変えてみること

発想の転換

 

 

不幸の波を断ち切るのは

そんなに難しくはないのかも。

 

 

                      ピンク色のきれいなお酒を飲んで

            いい気分になって

 

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             パントリーの中で

   ジャガイモや空き瓶といっしょにちょこんと収まっているハルに

            笑わせてもらっていれば

 

 

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      不幸の波が途切れるのは近いかも?