読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

記念日旅行 その1 ~モザイクの街~

旅行

ご無沙汰しておりました。

 

 

大停電騒ぎが収まった後は粛々と仕事に取り組み

ぎりぎりセーフで締め切りに間に合わせることができました。

 

 

今は

旅行 → 停電 → 仕事 で

すっかり後回しになってしまった家事に

これまた粛々と取り組んでおります。

 

 

さて、JBとの結婚記念日旅行記です。

 

 

今回の旅行の行き先はノース方面、ベイ・オブ・アイランド

この辺りへは、娘たちが小さかったころに

キャンプなどで何回か来たことがあるのですが

運転はJBにお任せだし、娘たちの面倒に忙しくて

どこへ行った、どんな街だった、という記憶がはっきりと残っていなくて

今回ゆっくりと回ってみて、

あぁ、ここは来たことがある、と思う場所がずいぶんありまして

 

         ここで長女があんなことをしたっけ

         次女があんなことを言ったっけ……

 

あぁ、あれはここだったんだ、と

思いがけないセンチメンタル・ジャーニーになったのでした。

 

 

たとえば、カワカワの街

 

 

ここはこんなもので有名なところです

 

 

     f:id:sneezycat:20141013161909j:plain

 

            ここが入り口

 

 

           中に入ってみるとこんなふう

 

 

        f:id:sneezycat:20141013161908j:plain

  

           

 

 

         f:id:sneezycat:20141013162018j:plain

 

 

         f:id:sneezycat:20141013161907j:plain

 

             そう、公衆トイレあります

 

 

この街に住んでいた有名な芸術家の作品だそうです。

 

 

ものすごくインパクトの強いトイレですけど。

 

 

この芸術家さん(スミマセン、名前忘れました。ドイツかオーストリアの人です)

の存在は、この町にとても大きな影響を与えたようで

 

 

          歩道のベンチもこんなだし

 

    f:id:sneezycat:20141013161906j:plain

 

 

      こういう、分けのわかんないものもできてました

 

 

        f:id:sneezycat:20141013161905j:plain

 

 

       f:id:sneezycat:20141013162017j:plain

 

         中はきっと モザイクワールド!になってるんでしょう

 

 

じつはわたし、こういうの、苦手なんです。

良さがわからない。

このトイレを作った芸術家はすごく有名で才能のある方だったらしいのですが

こういうトイレがウチにあったらヤダナーというのがわたしの感想でして

すばらしい芸術も、理解できないヤツには豚に真珠の典型であります。

 

 

モザイクやタイルが好きじゃないんですね、わたしは。

 

 

 

で、芸術を解さない野暮天夫婦のわたしとJBは

ここで1個$3なりのパイをお昼ご飯に食べて

カワカワの町を後にしたのですが、

商店街の一番端にある小さなスーパーマーケットの前を通り過ぎるときに

その店の前の不思議ないびつな形をいたモザイクのベンチが目に入り

 

 

ああ、ここは……

 

 

と12年前の記憶が蘇ってきました。

 

 

あのへんてこなベンチ、覚えている!

 

 

長女が7歳、次女が2歳だった夏、パイヒアに旅行に行き

その途中、ここのスーパーで娘たちにアイスクリームを買って一休みした

そのときに座ったのがあのへんてこベンチだったんです。

(上の写真のベンチではありません)

 

 

長時間のドライブで幼かった娘たちは疲れきって不機嫌

わたしも、まだニュージーランドに着いたばかりで、

自分がどこにいるのかもよく分からず、

機嫌の悪い娘たちの相手でかなり疲れていました。

 

 

奇妙な形のベンチに腰かけ、その不気味さに疲れが増すような

気持ちの落ち込みを感じたのだけは、よく覚えています。

 

 

あぁ、あれはカワカワの街だったのか

あの不気味なベンチは、あの芸術家さんに影響を受けたデザインだったのか

 

 

と12年後の今になって分かったのでした。

 

 

あのころと今、芸術を理解できないわたしの無粋さは

あまり変化はないようです。

 

 

でも、

疲れきって見知らぬ街で一休みしようと腰を下ろしたベンチの

不気味な(スミマセン、何度も)色と形に

ひどく心細く不安な気持ちになったことは

今でも忘れられない思い出のひとつなんですね。

 

 

芸術の街ではありますが

カワカワへはわたしから望んでくることは、もうないでしょう

と思うのであります。