ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

記念日旅行 その2 ~Duke of Marlborough Hotel~

今回のこの旅行の目的は、これ

 

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                                              ラッセルの Duke of Marlborough Hotel

 

 

記念日旅行その1カワカワ編で書いた「娘たちが小さかったころの旅行」で

滞在したのは、ラッセルから海を挟んで向こう側の町パイヒアでした。

パイヒアとラッセルの間は旅客だけを運ぶ小さなフェリーが通っていて

そのときも、娘たちと4人で数時間だけラッセルを訪れたのでした。

当時はラッセルについては何も知らず

リゾート客で賑わっていたパイヒアに比べて

小さいけれど静かで落着いたいい街だなぁ、と思ったのを覚えています。

 

 

フェリーを降りた桟橋からすぐのところにあるのが、このホテル

たぶん、当時のわたしはここがホテルだということも知らなかったと思います。

なんだかすごく趣きのある、すてきな建物だなぁ、と印象に残ったのですが。

 

 

 

パイヒアにはあまり魅力を感じなかったのだけれど

ラッセルには機会があればまた行ってみたいとずっと思っていて

何年か前に、偶然、あの建物がとても歴史のあるホテルだということも知りました。

なんでも、ニュージーランドで最初にライセンスを受けたホテルだそうで。

一度泊まってみたいなぁと、ここ数年、ずっと思い続けていました。

 

 

子供が小さい間は

旅行の宿泊施設は「プールまたはトランポリンがあること」が必須条件で

このクラシックなホテルが候補になることなんぞトンとありませんでしたが

今はその娘たちもすっかり成長して

親と一緒の旅行など(海外をのぞいては)絶対ついてきませんので。

 

 

ちょうど割引クーポンが出たのでそれでJBを釣って

結婚記念日の旅行で夢を果たすことになりました。

 

 

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建物だけでなく部屋の調度も

ロトルアでの定宿、ミレニアムホテルのような近代的・機能的な感じとはかなり違い

 

 

 

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このキャビネットは扉の立て付けが悪くて実はかなり使いにくかったけど

こういう雰囲気、好きです。

 

 

     ホテルには必ず用意されているお茶セットも時代モノという感じ

 

 

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ティーカップがMade in ChinaではなくMade in Englandだったのには

思わず「ほほ~」でした。

 

 

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夕食はホテル内のレストランで

ここのホテルは食事がおいしいことでも有名らしいです。

 

 

            わたしのお魚料理は

             ハプカでした。

 

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          これはJBのデザート

          ブレッドバタープディング

 

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            わたしのデザート

         なんとガラス瓶入りのチーズケーキ

 

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         予想していたものとはまったく違う味でしたが

         とても濃厚でクリーミーながらしつこすぎず。

              う~ん、おいしかったー。

 

 

              夕暮れ時のホテル前の景色

 

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              ご~じゃす!

 

 

やっぱり子供連れではちょっと無理かも、というホテルですが

JBとふたり、静かにのんびりと夜を過ごすにはぴったりでした。