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ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

15年目の当たり前

オラケイベイスン一周の散歩も先週から再開しました。

 

 

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                             空がもう、秋の色かな

 

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最近、オラケイ駅前の駐車場は

パーク・アンド・ライドの人たちの車で

朝のかなり早い時間からいっぱいになってしまうのですが、

 

 

毎回、一応は駐車場に入って空いているところを探し

いっぱいのときは道路に戻って路駐できるところまで移動します。

 

       

        これは1月のホリデー中の駐車場

        電車も運休だったのでガラガラ

        普段はここいっぱいに車が並んでいます

 

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今朝は出発がいつもより1時間ほど遅くなったので

こりゃあ無理よね、と思いつつも、いつもの習慣で駐車場まで下りてみると

 

 

 

おやぁ~? 駐車場、がら空き。

しかも、奥のほうには消防自動車とパトカーが4台ずつ停まっております。

 

 

 

どうしたんだろうと思いつつ、車を停めて外に出ると

ちょうど駅の方向から戻ってきた学生君が

「電車、動いてないよ」と教えてくれました。

 

 

 

「わたしは、歩きに来ただけだから。でも、ありがとう」と答えていると

蛍光色のベストを着たおじさんがやってきて、

学生君に「シティに行くならここで待っていれば代替えのバスが来るから」と

話しかけ、わたしにも「あんたも、ブリトマートに行くのか?」と訊いてきました。

 

 

 

「わたしはオラケイベイスンを歩くだけ」と言って

駅の上をまたいでいる歩道橋に向かったら、

消防士のお兄さんが、歩道橋の階段の前に通行止めの赤いコーンを置くところでした。

ベイスンを一周するウォークウェイの入り口は駅の反対側にあり、

駐車場からは歩道橋を渡らないと遠回りになるので

 

 

 

「橋を渡って向こう側に行ってもいいですか」というと「大丈夫」との答え

ついでだったので「何があったんですか」と質問してみたけど

「ちょっと緊急事態発生で」としか教えてもらえませんでした。

 

 

 

さて、

こうしてわたしは普段と変わりないオラケイベイスンのお散歩を開始したのですが

しばらくしてから、ふと気づきました。

 

 

 

おや、おや、おや~? わたし、いま、英語でしゃべってたよね、フツーに?

 

 

そりゃ、ニュージーランドですからね。

そりゃ、相手が日本人じゃなかったですからね。

 

 

当たり前のことなんだけど、

これがやっと「当たり前」になったことに、わたし、しばし感動。

 

 

わたしは夫が英語ネイティブですから

ニュージーランドに引っ越してきた時点で、基礎はできていたと自負しております。

が、自分から英語をしゃべろうという気持ちは、あまりなかったかなぁ。

 

 

 

買い物をするとき、レストランで注文するとき

そうした「必要最低限」の英語は知っていたけど、

本当に「必要最低限」の英語しか、しゃべらなかったなぁ。

JBのお母さんやクリスティンとの会話でも

訊かれたことに答えるだけで、それ以上のことは話さず

こちらから質問することもなく

 

 

 

さぞやつまらない奴だと思われていたことでしょう。

(あんまり面白くない人間ではありますが、実際のところ)

 

 

 

だから、以前のわたしだったら

たとえば、学生君には「Thank you」とだけ言っていただろうし

蛍光ベストのおじさんには「No」とだけ答えていたでしょう。

消防士のお兄さんには何も言わず、コーンの横をすり抜けていただろうし、

ましてや、わたしから「What happened?」なんて

質問することもなかったはずです。

 

 

 

だからどうなんだ? という話になると、答えに困りますけど。

なんか、こういう普通の会話を普通な顔してできる自分に

カンドーしてしまったのです。

 

 

 

ニュージーランド暮らしも15年目に入って

やっと自分の英語に自信がついたのか

それとも、わたしの気持ちが少し前を向き始めたのか

 

 

どっちでもいいけど、どっちでもうれしいかな。