平日の午前中に映画を見に行くと……
毎年恒例のNew Zealand International Film Festivalが開催されています。
昨年はスケジュールが合わなくて
1本も見られなかったのですが、
今年は早い時期から予定をチェックして
ハワイに出かける前に4本の映画のチケットを予約しておきました。
1本はお馴染みジブリの『思い出のマーニー』
実はネタバレの部分をわたしは知っていたので
「衝撃のラスト!」という具合にはなりませんでしたが
ジブリはやはり安定した良さがありますよね。
火曜日には『Gandma』を見てきました。
友人たちとは都合が合わなかったので
ひとりで午前中のセッションを見てきたのですが
タイトルが『Grandma』だからなのか
平日午前の上映という時間帯のせいなのか
観客のほとんどが白人のグランマ世代だったのには驚き
びっくりして周りを見渡してみても
わたしより年下と思える観客はほんの数人
どうしてかなぁ~、などと考えていましたが
そんなことより、
こういう状況で、映画、特にコメディを見ることの大変さに
もっと早く気づくべきでありました。
ニュージーランド人の女性(特に白人女性)は
笑い声が、でかい
やたらと、でかい
カフェやレストランで
中年の白人女性グルーブのテーブルに隣り合わせたりすると
その豪快な笑い声のおかげで、
こちらの会話が中断することはしょっちゅう。
リリー・トムリン主演のコメディ映画は
ワイルドなグランマとティーンエージャーの孫娘との会話が
シャープで気が利いていて
とても楽しかったのですが
観客のおばあさま方、笑い過ぎ
ニュージー暮らしはたかだか15年
いまだに会話の聞き取りに苦労しているわたしではありますが
左右、前後の席から聞こえる盛大な笑い声で
画面のセリフが聞こえない
こりゃ、英語力の問題以前ですよ
これからは映画を見にいくときは
セッションの時間帯に気を遣うようにしよう
コメディを見るときは、平日の午前中はやめよう
と、心に誓った火曜日の朝でした。