ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

アラフィーおばさんの女子会旅行 IN ハワイ その3 ~不安マックス~

サンドバー&ウミガメツアーは

今回の旅行でとても楽しみにしていたもののひとつ

 

 

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しかしながら

連続で3晩、十分に眠れていない状態で

シュノーケリングなんかできるんだろうか。

 

 

出発前から胸の奥のほうにあった不安の塊が

ムクムクと大きくなりながら

のどの下あたりまでせり上がってくる感じ

 

 

絶対に何か良くないことが起こる

という不安は、確信に近いものになりつつありました。

 

 

が、友人たちの楽しい気分を壊したくないし

ウミガメや南の海のきれいな魚たちをこの目で見たいという思いも

どうしても捨てがたく

結局はシュノーケルとライフジャケットを着けて

胸のあたりまでの深さの海に入ったのですが

 

 

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周りに友人やガイドさんがちゃんといるのに

みんなわたしの存在を忘れてしまっているのではないか

広い海にひとりぼっちで取り残されてしまうのではないか

 

 

ばかばかしいと分かっていても、そんな不安を頭から追い払うことができない

 

 

あのときの気持ち

あれほどまでの大きな不安を感じたのは

生れてはじめてだったかもしれないと、今になって思います。

 

 

そんな状況ではウミガメがいたとしても、熱帯魚が海にあふれていても

楽しめるはずもなく

(実際には思ったより水の透明度が低く、きれいな魚もあまり見られませんでしたが)

 

 

思った通りというか、鼻のところからシュノーケルに水が入りまくり

水を抜こうと顔を上げるとライフジャケットのせいで

うまく体のバランスが取れずアップアップ

 

 

友人たちはガイドさんを先頭に一列になって

悠々と海を進んでいくのに

ドン尻のわたしは追いつくこともできず

ひとり海の中でジタバタしていて

「置いて行かれる」という不安は最大マックスになっておりました。

 

 

かくして

海に入ってからわずか数分後

(とわたしには感じられたのですが、実際にはどのくらいだったか……)

あえなくギブアップし、ボートに引き上げてもらいました。

 

 

実を言うと

その後、ボートの上でタオルに包まり、南の島の暖かい風に吹かれて

アジアやヨーロッパなど数か国の血が混じっているという

ハワイ人のキャプテンとのんびり世間話をしていた時間は

大変心地よいものでありました。

 

 

わたしは早々にギブアップしましたが

最後まで頑張った友人たちにとっても

結構ハードなシュノーケリングだったらしく

 

 

なかなか豪華なランチを準備してもらいましたが

皆、ほとんど手が伸びず

ちょっともったいないことをしてしまいました。

 

 

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さて、ウミガメツアーは午前中だったので

ホテルに戻ったのは午後のまだ早い時間

まだまだ1日は終わりません。

 

 

夕方はワイキキビーチ近くで行われるフラショーを見てから

 

 

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あちこちのショップに寄り道しつつホテルに戻り

 

 

またしてもぐったり疲れてベッドへ

 

 

しかし、大きな不安の元だったウミガメツアーから

何はともあれ無事に戻ってこられたので安心したのか

それとも、さすがに身体が限界に達していたのか

 

 

その晩は

ハワイ到着後3日目にして初めて

外が明るくなるまで一度も目が覚めずに

ぐっすりと眠ることができたのでした。

 

 

バンザイ