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ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

秋の宵のミステリー:このコは誰?

メイとハル

夕飯の支度をしながら、ふと外を見たら

メイがお隣りのスティーブの家の前庭にいて

トトトっと家の前の道へと走り出ると、そのまま道を渡って

スティーブの家のお向かいの白い家に。

ドライブウェイを走って下りて行きます。

 

 

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家の中と裏庭だけを縄張りとするハルと違って

メイはあちこち出歩いているらしいことは知っていたので

あぁ、メイちゃん、あんなところまで行っているんだぁと思いながら

メイが道路へと戻ってくるのを待っていましたが

いつまでたっても現れないので

親ばか丸出しで、様子を見に行きました。

 

 

メイが入って行った家の前まで行って、道路のところから見ると

白い家の庭にメイがちょこんと座っています。

名前を呼ぶとこちらを見て、

ウサギが跳ねるようなメイ独特の走り方でこちらへやってきたので

そのまま家に連れて帰ってきました。

 

 

それが先週のこと。

 

 

今日も、夕飯の支度をしているときに

メイがスティーブの家の庭にいるのが見え

この前と同じように、走って向かいの家のドライブウェイに消えていきました。

 

 

我が家の二匹の猫には

名前と電話番号を刻んだ小さいプレート付きのカラーをつけていましたが

我が家の床下やら、よそ様の家の庭木の間やらを

日々探検してまわっているらしいメイは

カラーを2度も続けてどこかに失くしてきてしまい

こちらもつい面倒になって、そのままカラーはつけないでいました。

 

 

でも、カラーがついていないと飼い主のいない猫かと思って、

あの白い家の奥さん(島系の出身の人らしく、

時々裸に布一枚巻いた格好でゴミ出しなどしておられます。

悪い人ではなさそうですが)がメイを自分の飼い猫と

考えてしまうかもしれないし

 

 

いつまでたってもドライブウェイを上って戻ってくる様子がないメイを待ちながら

やっぱりカラーは付けておいたほうがいいかなぁ、

などと考えていて、ふと足元を見たら

なんとそこにメイが!

 

 

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         メイちゃん、いつの間に帰ってきたの?

 

 

と話しかけながら、思い出したのは……

 

 

我が家には直接外に出られる猫ドアはなく

ふだんは台所の窓を小さめに開けておくか

開けてくれ~という猫の鳴き声で

誰かがドアを開けてやっていました。

 

 

さっき外からメイが帰ってきたときに

少し寒くなったので窓を閉め、そのままになっていたので

メイはずっと家の中にいたはずだったのです。

 

 

では、わたしが見たあの黒猫はメイではなかったのか……?

 

 

確かに、近所にメイそっくりの黒猫がいることは知っていましたが

 

 

それでは、先週わたしが迎えに行ったあの猫も、メイではなかったのか?

いや、あの特徴のある走り方はメイだったはず……

 

 

と思いながらも、なんだか自信がなくなってきて

お腹空いたよ~と鳴くメイを見下ろしながら

 

 

あんた、本当に、メイちゃん?

 

 

明日はメイのカラーを買いに行こうと思います。

 

 

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