デザートワインの甘い誘惑
ここ最近は、
JBとの外食というと必ず安価なアジア飯になっていましたが
なぜか月曜の夜に、突然、ここに。
久しぶりのワイン・チェンバーズ
どうしてここで食事をすることになったのか……?
JBと話してみましたが、ふたりとも分からず
ま、いいか。
ワイン・チェンバーズへはランチにはよく来ましたが
ディナーは初めてだったか……?
担当してくれたのはアントニオというサービス精神満載のウェイターさん。
JBとの外食で、アジア飯以外のときは
わたしがグラスワインを1杯頼んで
三分の二をJBが飲み、残りをわたしが飲むというのが
いつの間にか決まりになっていて
でも、何を飲むかを決めるのはわたし。
と言っても
ワインに詳しいわけではなく、ましてや、あまり飲めないので
頼むのはいつも「あまりドライでない白」
「何がおススメ?」と訊いたら、アントニオは
リースリング、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネール
の三種類を試飲させてくれました。
その中から、さっぱり目のリースリングを1杯頼んだのですが
試飲と言ってもそれぞれを一口分だけグラスに注ぐわけでもなし
三種類を合わせてグラス半分くらいの量が残りました。
そして、試飲させてくれたグラスを片付けてしまうような無粋な真似を
アントニオは、もちろん、しませんでしたので
JB ラッキー
「ウ~、甘い。こんな甘いワインは僕には飲めない」と言いつつ
三つのグラスをきれいに空けていました。
さて、食事です。
ワイン・チェンバーズはキノコのリゾットが絶品ですが
今日のメニューにはなく
わたしは前菜にスモークサーモンのチャウダー
こういうクリームたっぷりの濃厚な味が好きなんですよ~
高血圧、高コレステロールなのに。
でも、とにかく、食べちゃうけど。
JBはウサギのリエット(写真は撮り忘れました)
ウサギの肉を食べるのは、どうもちょっと抵抗があります。
JBは「ウサギのカレーはうまいよ」なんて言ってますが
コーンウォールパークでのかわいい姿を見慣れている身としては……ね。
メインは今日の魚料理のハプカ
ちょっとお魚の塩味がきつかったように感じましたが
普段から、お塩控えめを心がけているせいでしょうか。
付け合わせのポテトは、火の通り具合も味付けも完璧でした。
JBは鶏むね肉の煮込み
鶏肉とトマト味が大好きなJBにぴったりの料理でしたわ。
デザートはわたしがチョコレート・ブラウニー
JBはレモン・チーズケーキ
このデザートが出される前に、ちょっとしたサプライズ
あの、陽気なウェイターのアントニオが
デザートワインをサービスで出してくれたのです。
お酒に弱いわたしは
三種類のワインの一口ずつの試飲と、グラス三分の一のリースリングで
すでにかなり酔っていて、デザートでこの酔いを醒まさねばと思っていたので
デザートワインはうれしいけど、ちょっと困ったかも。
でも、こっくりと甘いワインは
濃厚なチョコレート・ブラウニーと一緒に口に含むと
うわぁ~と声に出して言ってしまうくらいに、おいしい。
残念なことに、酔いには勝てず(気分が悪くなってしまうのは避けたい)
このワインも三口くらいしか飲めず、残りはまたしてもJBのお腹に
うーむ、くやしい。
しかし、甘いデザートと一緒に飲むデザートワインが
こんなにもおいしいものだとは、初めて知った。
これからJBと食事するときは
食事用のワインは飲まず、最後にデザートワインを頼むことにしようかな
メインだけ食べてそそくさと帰るというのが
これまでのJBとの食事のパターンだったけど
こうすればデザートまで(ムリヤリ)引き伸ばせるかも。