ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

トンネルは抜けたか……?

9月になりました。

 

 

ニュージーランドの春は9月1日から始まることになっていて

もちろん、暦通りに季節は動きませんが

今年は、9月に入る前から暖かい、春らしい日が続いています。

 

 

 

        ハルも気持ちよさそうにお昼寝

 

 

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春と言えば、お掃除です。

 

 

日本の年末の大掃除が

こちらでは「Spring Cleaning(春の大掃除)」です。

春になると明るくなって汚れも目立つし

暖かくなるので身体も動くし

寒い年末の大掃除よりは理に適っているように思います。

もっとも、年末の大掃除は

身も心も清めて新しい年を迎えるという

とても日本人らしい「精神的な」要素があって

それはすごく素敵なことだと思うのですけど。

 

 

子供の頃は、年の暮れになると、わたしの家も一家総出で大掃除

畳を上げたり、タンスを動かしたりの大掛かりな掃除でした。

ぞうきんを絞るバケツには母がお湯を入れてくれましたが、

吐く息が白くなるような空気の中での拭き掃除

嫌でしたねぇ。

 

 

そのせいかどうか

恥ずかしながら、結婚してからは

年末の大掃除というのは、

日本にいた頃から一度もしたことがありませんの(ホホホ)。

 

 

それに、ニュージーランドには年末の大掃除の習慣はないし。

「春の大掃除」という言葉はあるわけですが……

トイレやリビングや、日々の生活を送る上での

最低限のお掃除は何とかやってきましたが、

普段あまり目が届かない場所の掃除は、ほとんど手付かず。

春だから、クリスマスだから、年末だからと言って

何とかしようというふうに気持ちが動くことは

もう何年もありませんでした。

 

 

が、今年は少しお掃除をしてみようかな、

いや、お掃除したほうがいいかも

いや、お掃除しないといけないかも

 

 

という気持ちになってきています。

 

 

きょうのオークランドはうす曇りですが、そんなに寒くない。

ゆうべも、遅くまで本を読んでしまいましたが

ガスヒーターをつけなくても寒くありませんでした。

 

 

冬のトンネルは抜けたな、と思うのです。

そして、わたしも、トンネルを抜けたかな、と。

 

 

掃除をしようという気持ちに、なったんですからね!

 

 

         今年も水仙がきれいに咲きました。

 

 

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