日本と中国とイスラエルの夜
きのうは久しぶりに映画を観てきました。
日本映画です。
この映画は日本で封切られたのが今年の5月だそうで
こんなに新しい邦画をオークランドで観られるなんて
オークランドの中国人コミュニティに感謝、感謝、です。
なぜ、「日本人」ではなく「中国人」なのかというと
この映画は、オークランドの中国人たちが中心になって開催した
ニュージーランド・アジア・パシフィック・フィルムフェスティバルというイベントの
「ジャパン・ナイト」の一環として上映されたからなのです。
今年で4年目になるイベントだそうですが
今まで存在もしらなかった。
来年もいい日本映画を呼んでくれるとうれしいな。
さて、映画のほうは
もっとドタバタのコメディを予想していたのですが
結構マジメな映画でした。
江戸時代の庶民の暮らしの様子
江戸の町に住む人たちのことは、宮部みゆきや畠中恵の本で
そこそこ知っているつもりになっていましたが
この映画の舞台のような、地方の小さな村の人々の
苦しい(けど、それなりの)生活については
ほとんど知識がなかったから
例えば、雨が降っても農民は傘を使っちゃいけなかったなんてね
いろいろ勉強になりました。
でも、
瑛太と妻夫木くんというハンサム二人を始めとして
好きな俳優さんばかりが出演していて
それだけでも十分うれしかったわ。
映画の前には友人と食事をしました。
イスラエル料理だそうで、
食べた料理の名前はどれひとつとして覚えていませんが
数種類のサラダがお皿に山盛りになっていて
チキンもラムもおいしかった。
難点は店内の照明が暗めだったこと。
老眼のおばさん三人、自分たちが食べているものが良く見えない。
あらっ!
カボチャだと思ったら、レモンの串切りだったわ~
(レモンで煮込んだチキンだった)
このラム、一緒に煮てあるこのクタクタになった野菜は何~?
ハーブかなぁ?
う~ん、分かんなーい。おいしいけど。
てな具合で。
またみんなで来たいお店ですが
そのときはもっと照明を明るくしてくださいと頼もうか?
いや、ライトの下の席を確保すべきだ、
とワイワイ言い合って、
中国と日本とイスラエルの、まさに「オークランド」な楽しい夜でした。