Far Northの旅 2017 その3 ~ホテルの住人~
Old Oak Boutique Hotelに到着して
入り口のドアを開けたら、
出迎えてくれたのがアジア人女性で
つい、オークランド人のくせで
あ、中国人
と思ってしまったのですが
その女性に「日本の方ですよね!」と
笑顔で言われて、びっくり
ケリケリ在住のオーナーに代わり
イギリス人のご主人とふたりでホテルを管理している
日本人のマネージャーさんでした。
全く予想外でしたが
わたしにはうれしいサプライズ
チェックインの時の説明も全部日本語でしてもらったし
ホテルの歴史も詳しく説明してもらえました。
マネージャーさんは「日本語話すの、久しぶりで」と
おっしゃっていましたが。
さすがにモンガヌイまでやってくる日本人観光客は少ないらしい。
初日、夕食を終えてホテルに戻り
部屋に入る前に、ホテル前の小さい庭が可愛かったので
写真を撮ったりしていたら
ホテルの裏庭に猫ちゃん発見
ニュージーランドの猫には珍しく尻尾が短い
後で部屋のホテル案内を読んで分かったのですが
この猫の名前はそのものずばり
Miss Little No Tail
以前、短期間だけ我が家のお隣に住んでいた猫のベティも
短い尻尾でしたが、
なかなか気が強い女の子だったベティ
飼い主の話では、ベティの短い尻尾は
生まれつきではなく事故でこうなってしまったそうで
Miss Little No Tailもそんな感じでした。
ホテルのゲストたちにかわいがってもらっているのでしょう
とても人懐っこく
でも、なかなか威厳のあるお嬢さんでした。
Miss Little No Tailに会えたのはこのときだけで
帰るときにも探したのですが、見つからず
ちゃんとお別れを言えなかったのが
ちょっと心残りです。
このホテル、売りに出されているようで
ホテルの隣に不動産屋の大きな看板が出ていましたが
オーナーが変わっても猫ちゃんは住み続けてくれるでしょうか?