Power Plant:光で飾られた夜の公園
8日から始まったAuckland Arts Festival
今月の26日まで
ダンスやら、サーカスやら、アクロバットやら
さまざまなアートイベントが市内のあちこちで開催されます。
わたしは娘たちと木曜日の夕方にオークランドドメインでのイベント
Power Plantに行ってきました。
Power Plantって発電所? 発電所がアートする?
……てなことを思ったのですけど
公園の一角
木々やシダに囲まれた散歩道にイルミネーションを施した
光と音の芸術でした。
オークランドは火曜日からひどいお天気で
水曜日の明け方は
「バケツをひっくり返したような」という言い方がぴったりの
ひどい降りでしたから
屋外のイベントだし、土砂降りだったらどうしよう、と不安でしたが
ラッキーなことに夕方から雨は小休止
ボンヤリとお月さまも見えるくらいになりました。
イベントは夕方8時15分開始
少人数のグループに分かれて、暗い散歩道に入って行くと
道の両側のあちこちに飾られたイルミネーションが
音楽に合わせて点滅したり、形を変えたり。
暗やみの中に突然現れたたくさんの光るドレス
前後を歩いている人がたくさんいるからいいけれど
これ、ひとりだったら、結構怖いかも
ディズニーランドのホーンテッドマンションのノリに近い
などと娘たちと言いながら歩いていきますと
狭い道から少し開けた場所に出ました。
大きな木にぶら下げられたミラーボールが
根元に置かれた蓄音機から流れる音楽に合わせて
光を微妙に変化させます。
ミラーボールのキラキラした光が
地面の芝の上に映って、とても幻想的
ここまで歩いてきた人たちが、みんなして
地面や自分たちに映る光を捕まえようとして
ダンスを踊っているみたい。
そのそばにはベンチもあります。
このスタンドも、時々すぅ~っと暗くなったりして
まだちょっとオカルト風
少し先の池には
水に映る反射を計算したイルミネーション
奥の空にスカイタワーが見えました。
大きな木に緑の光をプロジェクションで映した作品
写真がどれもピンボケですが
緑の光が少しずつ形を変えていくのが楽しい
気がつくと時計は9時
一時間近く公園内を歩いて終了でした。
光の中を夜の公園をお散歩
なかなかおしゃれなイベントでした。