ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

Darkest Hour

きょうはJBと『Darkest Hour』を観てきました。

 

 

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この映画に関しては予備知識はほとんどなし

というか、この映画の時代のイギリスの状況について

何も知らずに見に行ってしまいました。

 

 

あのゲーリー・オールドマンが

 

 

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特殊メイクでこういうチャーチルになっちゃうという

 

 

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その一点だけでしたもの、この映画に興味を持ったのは。

 

 

歴史的な背景も知らなかったし

チャーチルのセリフも聞き取りにくかったし

ちょっと難しい映画だったけど

でも、結構おもしろかったです。

 

 

チャーチルは辞任したチェンバレン首相の後を継いで

総理大臣になったわけだけど

内閣のメンバーにはあまり人気がなかったみたいで

 

 

時の国王ジョージ6世でさえも

「なんでチャーチルなんだ?」とすごく不満そうだったし

 

 

破竹の勢いで侵攻してくるヒトラーに対しては

内閣の中でも方針が割れてたんですね。

チャーチルは断固として戦い抜くと主張したけど

和平の道を探るべきとする意見もあったんだ……と。

 

 

最後まで戦い抜くというけれど、その後には何があるんだ!?

 

 

とチャーチルに詰め寄ったハリファックス外相のセリフが

心に残りました。

 

 

チャーチルが指示したダンケルクのダイナモ作戦では

たくさんの兵士が救われましたが、失われた命も多かった。

チャーチルが目指した徹底抗戦ではなく

ハリファックスやチェンバレンが主張した和平の道を選んでいたら

犠牲者の数はもっと少なかったのかもしれない。

(今の形でのイギリスという国はたぶんなくなっていただろうけど)

……なんて、映画の趣旨とは違う感想を持ってしまいました。

 

  

この映画

邦題は『ヒトラーから世界を救った男』という副題がついてるみたいですけど

ちょっと違う気がするなぁ……。