ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

イギリス旅行記 その3 ~1時間半の道を6時間で走る~

誰もが(わたしやJBでさえもが)

スマホを持つようになった昨今

 

 

海外旅行に行くときには

スマホを活用するためのWi-Fiをどうするかが

かなり重要なポイントになってきました。

 

 

今回はレンタカーを借りる予定だったので

JBにナビ付を借りようと言うと

例によって「高いからいらない」

「それに、スマホのナビを利用すればいい」

 

 

ではプリペイのSIMカードを購入しようと言うと

これも「高いからいらない」

 

 

では、地図もなしでどうやってイギリスの道を走る?

 

 

わたしと次女が使っているボーダフォンでは

海外旅行向けのパッケージがあり

通話、テキスト、Wi-Fiデータが

(限られた量ですが)1週間20ドルで使えます。

 

 

次女にそれを買わせればいいと

 

 

普段からWi-Fiなしの生活など考えられない次女ちゃんなので

父親に言われるまでもなく、そのパッケージを利用するつもりだったようで

ヒースロー空港に着いて、ボーダフォンから連絡がくると

早速、1週間分のパッケージを購入

 

 

留守番の長女にテキストを送り、無事に届いたのを確認して

これでよし、と家族3人安心してホテルに向かいましたが。

 

 

ホテル内では無料のWi-Fiが使えたので気づかなかったのです。

 

 

次女のスマホ、通話とテキスト送受信はできるようになっていましたが

なぜかWi-Fiにはつながらないのだということに。

 

 

気づいたのは、レンタカーに乗り込んで

さぁ、グーグルさんに道を教えてもらおうとなったそのときでした。

 

 

        最初の目的地はJane Austin’s House Museum

 

 

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さすがのJBも気にはなっていたらしく

ここまでの道順は、大雑把に調べていました。

わたしも、JBがレンタカーを取りに行っている間に

ホテルのロビーにあった無料PCで地図を印刷しておいたのですが

(こんな地図なんの役に立たない、とJBには言い捨てられましたが)

 

 

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        ミュージアムの猫。名前はマーマイト

        人に良くなれた、おとなしい猫でした

 

 

 

 

 順調に行けば1時間足らずで着くはずの第一目的地に着くまでに

どれほどの時間とすったもんだがあったのかは

ご想像に難くないかと。

 

 

それでもなんとかお昼過ぎに到着したのは

幸運というか何というか。

 

 

遅い昼食をとったカフェでWi-Fiが使えたので

次の目的地(宿泊地)であるコッツウォルズまでの道順を調べ

必死でメモを取り。

 

 

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       カサンドラはジェーン・オースチンのお姉さんの名前
  

 

 

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     天井からたくさんのティーカップがぶら下がる不思議なインテリア

 

 

 

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            料理の味は……普通かな?

 

 

 

さて出発、というときに次女がどのくらいの時間がかかるのかと聞いてきたので

「順調に行けば1時間半」と答えると

「じゃあ、3時間はみておかないとね」という返事

あはは、と笑いあったのですが……

 

 

夏のイギリスの日没は9時近くです。

 

 

わたしたちがなんとか宿にたどり着いたのは

太陽が落ちて、辺りが暗くなってしまう、まさにその直前でした。

 

 

つづく。