フィジョアのアポロ君について語る
今年は我が家のフィジョアが豊作です。
植えたときはヒョロヒョロで頼りないやせっぽちだった
フィジョアのアポロ君もすっかりたくましくなって
ここ数年は、毎年イースターの頃になると
おいしい果実を提供してくるようになっています。
でも、一昨年はオークランド一帯でグアバ・モスという
果実に卵を産み付ける害虫の被害が広がり
我が家のアポロ君もほぼ全滅状態に。
その影響か
去年はフィジョアの実があまりならず。
今年は夏の間にたくさんの花が咲いていたので
期待していましたが、思った以上の豊作でした。
ただし、
グアバ・モスは今年も出没していたようで
実をふたつに切ってみると、内側に茶色のシミがついているものも多数。
この茶色の点のなかにグアバ・モスの幼虫がいるのですよ。
運がいいと、いや、悪いと
その茶色い部分から、小さな虫がニョロニョロと這い出して来るのに
出くわして、思わずギャアッと叫ぶはめになったりということも。
幸いなことに
一昨年に比べると被害はだいぶ少ない模様。
毎朝、庭に落ちている大量のフィジョアを拾って
(フィジョアは熟すと自然に実が落ちてきます)
せっせと食べています。
足が速い果物なので、量が多いと消費に一苦労ですが
ジャムにしてヨーグルトやアイスクリームにかけたり
缶詰の果物と混ぜてプディングを焼いたり
それでも消化しきれないようであれば
スプーンでくり抜いた果実を冷凍してしまうという手も。
冷凍すると色が悪くなりますが、味と香りは変わらないので。
収穫の季節が終わったら
混み合っている枝を少し整理してあげたい。
枝と枝の間を、もう少し風通しよくすれば
グアバ・モスがやっているのも防げるのではないかと。
そうして、また来年もたくさん実をつけてくださいね
……って、結局はそこですな。