ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

世の中そんなに悪くないという話し

美容師の友人宅には

2匹も猫がいて、猫好きのわたしにはうれしい場所

 

 

先日久しぶりに行ったら、猫が3匹になっていました。

 

 

少し前から友人宅に住みつくようになった野良猫

ときどきエサを与えたりはしていたようですが

喧嘩でもしたか、顔に傷を作ってくるし

目は病気らしく目やにがいっぱいだし

歩き方も少し変だし……

 

 

で、ある日、確保して獣医へ連れて行ったのだそうな。

 

 

その結果

10歳前後のバーミーズ種のオス猫と判明

 

 

ニュージーランドでは犬や猫を飼うときは

マイクロチップを埋め込むのが一般的ですが

この猫にはなく、でも去勢手術はしてあったそうです。

 

 

子猫なら飼い主の家を脱走して迷い猫になることもあるけれど

この年齢の猫ではあまり考えられず

何らかの事情で飼い主に捨てられてしまったのだろう

というのが獣医の話しだったそうです。

 

 

まったく、ひどい話よね!

 

 

と友人はプンプン。

 

 

飼い主に捨てられたときのことを想像すると

猫好きとしては胸が痛みますが

迷い込む先に友人一家を選んだこの猫は強運の持ち主?

 

 

獣医で手当てしてもらって目の病気は完治

歩き方が変なのは少し関節炎の気があるからだと

獣医は言ったそうですが

友人のご主人が、爪が伸びすぎているせいではと推測

 

 

出張してくれるトリマーを頼み

きれいにシャンプーして、爪も切ったら歩き方も直ったとか。

 

 

ご主人がこの猫を飼うことになったいきさつを話したら

トリマーさんはいたく感激して

 

 

良い話を聞かせてもらった

きょうは料金はいらないよ!

 

 

と太っ腹なところを見せてくれたそうです。

 

 

世の中、捨てたもんじゃないわよね

 

 

と、さっきは怒っていた友人が笑顔でいいます。

 

 

そうよねぇー。

野良猫を拾って、自腹で獣医に連れて行ってくれる人がいて

ドロドロの野良猫を無料できれいにしてくれるトリマーさんがいる

 

 

悪い世の中じゃ、ないよね。

 

 

分かってるかな、君たち?

 

 

 

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