ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

The Farewell

中国系アメリカ人女性の監督が撮った映画

『The Farewell』を観てきました。

 

 

コメディ要素が強いのかと思っていたら

けっこうじわじわと涙腺が刺激される映画でした。

 

 

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主人公は6歳のときに両親とアメリカへ移民。

両親以外に知る人のない見知らぬ土地で

幼かった彼女がどんなに不安で心細かったかを

母親に訴えるシーンがあります。

 

 

でも、お母さんの目を見たら、

私と同じ不安の色でいっぱいだった。

それを見たとき、どんなに私が悲しくてつらかったか……!

 

 

と、主人公が泣きながら母親に詰め寄る場面で

わたしの涙腺はついに崩壊。

 

 

わたしたちがニュージーランドに引っ越してきたとき

長女は6歳。

 

 

彼女もわたしの目の中に不安や心細さを見たのでしょうか。

 

 

あぁ、だめだ、また涙が出そう。