ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

ふつうに微妙?

 この歳になって、しかも海外に住んでいたりすると、最近の若い人たちの会話についていけなくなったりします。



 翻訳作業をしていて、JBが



    態度がビミョーってどういうこと?




と訊いてきたのですが、ムッ、困った!!



    「微妙」じゃなくて「ビミョー」だよね?


 

 どちらかというとネガティブな意味に使っているらしいというのは分かるのですが、はっきりしたところは分からない。



 
  調べてみようと思いましたが、広辞苑や大辞林が助けにならないのは明白なことで。



 インターネットで検索してみると、今度は「ふつう」という言葉も出てきました。




      「国語のテスト、どうだった?」
      「ふつう」
      「算数のテストは?」
      「ビミョー」



          ん〜〜〜???



 察するに、ある一定の線(平均?)から上(better/stronger)の場合が「ふつう」で下(worse/weaker)の場合は「ビミョー」かなと。



しかし、合コンの場でレイプにあった女子大生が気持ちを訊かれて




        「ふつうに悲しい」




と答えた、というのを読んだときは、飲んでいたお茶を思わずブッと噴き出しそうになりました。




今の若い人たちは「ふつうに悲しい」という表現でレイプされた女性の悲しみの深さが理解できるのだろうか???



            微妙