ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

姉と妹 〜妹編〜

 10月3日はJBとわたしの結婚記念日です。




 19年目という半端な記念日なので、特に何もしなくてもいいかなぁ、と思っていたのですが、結局、この週末にJBとふたりで1泊旅行に出ることにしました。
 



 ニュージーランドでは13歳未満の子供たちだけの留守番は法律違反。14歳以上になると12歳以下の子供の面倒を見ることができます。つまりベビーシッターのアルバイトもできるわけですね。




 長女がもう16歳なので法律上はむすめふたりだけでる留守番をさせてもいいことになっています。





 娘たちにはわたしたちが留守でもなんとかできるようになってもらわないと困るし




 わたしたちにしても、そろそろ子離れの準備を始めてもいい頃かも。





      そんなふうに思って旅行を決めたのですが



 
 長女は休みの日は放っておけばお昼過ぎまで寝ているようなヒトですから




 心配なのは「次女を(実質的に)ひとりにして大丈夫か?」ということ。



          JBとわたしの結論は



             大丈夫! 



             でした。




 家事や料理に一切の興味を示さない長女と違い、次女はふだんからあれこれと台所を手伝ってくれたりしています。





         



           なべやフライパンがどこにあるのか

           調味料類はどこにしまってあるのか
   


            次女はしっかりと心得ています。


      
        先日はひとりでマフィン作りに挑戦しました。




 何年か前の誕生日に買ってあげた子供用のクッキングブックを見ながら




      材料を揃えるところから生地をオーブンに入れるまで
           一切をひとりでやりました。





   わたしはずっとそばで見ていましたが、手は出しませんでしたよ。




          こうしてできあがったマフィン


      



      ピンクの生地にピンクのアイシング、飾り付けもピンク
          次女そのものというできあがり。
  



 さて、アイシングが乾き始めて、次女がスプリンクルの飾り付けを始めると、どこからともなく現れた長女、飾り付けだけを楽しそうにやリ始めました。




 こういったことの長女のセンスは、親から見てもなかなかだと思います。
         可愛いマフィンができあがりました。


         



 
 が、できれば次女のように作るほう(と食べるほう)にも興味を持って欲しい。




      人間、霞を食べちゃあ、生きていけませんから。




 でも、そばに次女がついていれば、長女も食いっぱぐれることはないでしょう。




 そう、今回の旅行、娘ふたりを置いて出るのはちょっと心配ですが、





 次女がいるからなんとかなるだろう、というJBとわたしの結論でした。
 



 いや、長女だっていざとなったら頼りになるお姉さんのはず、それは分かっていますけどね。