ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

春の陣

              ある日の午後



              突然天井から



       ドタン! バタン! バサバサッ!!


         

          というものすごい大きな音が




            いったい何事か!?

   と窓から頭を出して屋根付近を見てみると(JBが、ですが)




    雨どいが取り付けられている部分に隙間があるらしく
      そこからマイナーバードが出たり入ったり




                ややや!
         これはまずい





   何年か前にも同じような隙間から天井裏にスズメが入り込み
         巣作りを始めてピーピー、チーチーと
        やたらとうるさかったことがあるのですが




今回はスズメより2回りも3回りもからだの大きいマイナーバードです。
   天井裏の騒がしさは小さなスズメさんの比ではありません。





      巣作りが完了して卵など生まれてしまったら
        追い出すことはできなくなります。



          

           その前に何とか手を打たねば



  さっそく隙間を塞ぐ金網を買いにホームセンターにでかけたJB
            そこの店員に勧められて
  (ということは同じような相談に来る客が多いということ?)
空気に触れるとあっという間に固まる泡状のプラスチックのスプレー缶を              買ってきました。




    マイナーバードの夫婦が家(?)を留守にしている間に
      このスプレーを隙間いっぱいに吹きかけて固め
       外から天井裏に入れないようにしました。




         外から戻ってきたマイナーバードは
             出入り口を塞がれて
          しばらくは屋根の上をウロウロ
       どうしたもんかと思案していたようですが



       やがてどこかへ飛んで行ってしまいました。



         かわいそうだけど、仕方ないよね。



         毎年春になると起こる鳥たちとの戦い
        



          我が家の庭にやってくる鳥たちは

   
   





        ただ花の蜜や虫を食べるだけではないのです。




   



       メジロがくわえて引っ張っているのは
         ハンギングバスケットの繊維



        巣作りにちょうどいい材料らしく
     メジロの他にスズメやらマイナーバードやら



          我が家にやってくる鳥たちが
          順番に引っこ抜いていきます。




          おかげで春が終わるころには
       バスケットはあちこちから繊維が飛び出し
         寝起きのボサボサ頭みたいな有様に





       天井裏への出入り口の穴は塞いだけれど
      このバスケット(の繊維ドロ)には手の打ちようがなく




            鳥たちとの春の陣は
               一勝一敗