ふたりの娘。二匹のメス猫。そして発達障害気味の夫。帆の街での「ごく普通の家族」のごく普通の一日はきょうもボチボチと暮れていきます。

気分次第?

夏になると
こんなふうに


   


道端に停めた車で季節の野菜や果物を売る屋台の八百屋さんが
街のあちこちに出現します。



いかにも産直、今朝採れたものばかり、という感じで
スーパーや普通の八百屋さんで買うより新鮮そうな感じがするから不思議。



でも、JBいわく


      八百屋やスーパーで買ったほうがずっと安い



ふ〜ん、そうなのかなぁ、とは思いつつも
車で通りかかるとついついイチゴやオレンジを買ってしまっているのですが



きょうは
いつも行く中国系の八百屋さんで2パック4ドルのイチゴを買った後
帰り道でいつも店を出している果物屋の屋台のそばを通ったので
どんなふうに違うのか比べてみようという気に。



夏休みが終わったらまた大学に戻るという
店番のお兄さんが親切に果物をあれこれ試食させてくれました。
(これは八百屋ではできないよね)



オレンジはとっても甘くでジューシー
リンゴもサクサクとおいしい



ネクタリンとアプリコットはまだちょっとすっぱいかな。



オレンジとリンゴを1袋ずつ買って5ドル
でも1袋が何グラム入りなのかの表示はなく
袋にリンゴやオレンジをいくつ入れるかはお兄さんの気持ち次第、の感じ。



イチゴはパック入りが奥にたくさん積んでありました。



小さい粒のものが5パックで10ドル
大きい粒のものは4パックで10ドル



すでに2パック買った後なので
大粒のものを1パック買ったら3ドルでした。




さて、八百屋のイチゴとお兄さんのイチゴ、どんな風に違うかな
と、ちょっとワクワクしながら家に帰って比べてみたら




            これが八百屋のイチゴ(ちょっとピンボケですが)

    



             そしてこっちが屋台のお兄さんのイチゴ

    



             おんなじパッケージ




仕入先は同じだったのねぇ
食べ比べてみても味の違いは特に感じませんでした。




イチゴなので、仕入れ時期がそれほど違うとは思えないし
屋台のお兄さんのイチゴのほうが新鮮だというわけでもなさそう



やっぱりJBの言うとおりだった……




気分の問題なんでしょうねぇ、こういうのって。




長女が3歳の頃の夏休み
伊豆旅行の帰り道、海沿いの道路わきでスイカを売っているトラックがありました。




親子3人で大きなスイカ1個は食べきれないので半分を買い
家に持って帰って食べるつもりでしたが
気のいいスイカ屋のおじさんが包丁を貸してくれたので




結局
海を眺めながらその場で半分のスイカを3人でペロリと平らげてしまいました。




あれほどまでにおいしいスイカを
あのときより以前にも
あのとき以降も



食べたことがないように思います。




気分次第でおいしさも変わる




道端の八百屋さんの果物は
スーパーや普通の八百屋と比べて
安くもないし、特に新鮮でもないし




それでもなんとなくおいしいと感じてしまう





そういうものなのかもしれません。